
いつもの刺身がごちそうに。旨み凝縮『サーモンの昆布締め』の簡単レシピ

スーパーのお刺身コーナーでも、断トツ人気の「サーモン」。
実は驚くほど簡単な方法で、ごちそうに変身しちゃうんです!
それは「昆布締め」。
サーモンのさくを昆布で挟むだけで、水けが程よく抜けて、ねっとり、とろけるような口当たりに。一度食べると、あまりの手軽さとおいしさに夢中になりますよ。
おまけに日持ちも、アレンジも効くから、作り置きとしても優秀なんです……。
それでは早速、レシピをチェック!
●ねっとり濃厚「サーモンの昆布締め」のレシピ
材料(作りやすい分量)
サーモン(刺し身用・さく)……200g
塩……2g
昆布(5×10cm、真昆布や利尻昆布がおすすめ)……2枚
酒……適宜
【作り方】
(1)「塩をふる」
サーモンの水けをしっかりと拭き、重さの1%(サーモン200gに対し塩2g)の塩をふり、全体になじませる。
(2)「昆布を酒で湿らせる」
ペーパータオルを酒で湿らせ、昆布を拭く。表面の余分な汚れが取れる。
(3)「ラップで包む」
昆布で(1)のサーモンをはさみ、ラップでぴっちりと包む。冷蔵庫で2~3日ねかせる。
〇保存の目安:冷蔵で4日ほど。ねかせればねかせるほど、水けが抜ける。
どう、簡単でしょ? お次はおすすめの食べ方を。
–{「サーモンの昆布締め」の食べ方アレンジ}–
まずは「そのまま」。昆布締めをあえて厚めの1cmに切ったら、すりたてのわさびとしょうゆで。厚切りならではの、もちっとした歯ざわりにうっとりしますよ。
お次は薄切りにして「手まりずし」に。昆布締めだと、酢めしとの一体感が段違い! 薬味はお好みでどうぞ。
ラップに薄いそぎ切りの昆布締め1切れ、縦半分に切った青じその葉1切れ、一口大の酢めしをのせて。ラップをねじって口を閉じます。ラップは食べる直前にはずして。
実山椒のつくだ煮や、ゆずこしょうをのせても、おいしいですよ~!
手間は最小限、時間が勝手においしくしてくれるサーモンレシピ、ぜひ試してみて下さいね。
(『オレンジページCooking2022夕飯 夕飯、即決、迷わない。』より)
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料理/飛田和緒 撮影/邑口京一郎 スタイリング/駒井京子 文/編集部・小栁