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【家じゅうにダニ、大量発生してない?】ジメジメシーズンの家ダニの撃退法/フマキラー監修

ジメジメとした暑さが不快なこれからの季節。高温多湿な環境を好むダニが繁殖しやすくなります。家の中で大量発生&繁殖する前に、しっかり予防・対策することが肝心です。

まずは「掃除」と「湿気対策」を徹底して

家にいるダニの大半を占めるのが、人のフケやあかを食べる「ヒョウヒダニ(チリダニ)」。この死骸やふんがアレルギー性の鼻炎・皮膚炎、ぜんそくの原因に。そのほか、小麦粉やパン粉などの食品をエサにする「コナダニ」、人の皮膚をかむ「ツメダニ」などがいます。多くのダニは0.3ミリ前後と小さく、ふとんやソファ、カーペットなど暗いところに潜んでいるため、肉眼で見つけるのは困難。一見きれいに見えても、換気や掃除といった日々の対策を怠らないことが大切です。

対策1 〈ダニのエサ〉を掃除機で吸い取る

ダニが繁殖しやすいのは、フケや髪の毛、あか、食べかすなどのエサが豊富な場所。人が直接触れる寝具、カーペット、布製ソファはもちろん、フローリングの四隅や溝部分までしっかり掃除機をかけ、ダニのエサを極力奪い去りましょう。

対策2 空気を動かして、湿気を除去

ダニは湿度50%以下になると繁殖しにくくなるので、こまめに換気をするのがポイント。窓が開けられない日も、換気扇を回したり、エアコンと扇風機やサーキュレーターを併用するなどして、部屋の中の空気を動かしましょう。除湿機やエアコンのドライ機能を使うのも◎。

対策3 ふとんは天日干しor ふとん乾燥機を使う

天日干しですべてのダニを死滅させることはできませんが、日光と乾燥によって活動力は確実にダウン。高温が苦手なダニにはふとん乾燥機も有効です。乾燥機をかけたあとは敷きぶとんやマットレスに掃除機をかけ、ダニの死骸やふんを取り除いて。

このほか、「週1を目安にシーツやカバーを洗濯する」「ソファやカーペットにスチームアイロンをかける」といった対策も有効です。ジメジメシーズンの今こそこれらを実践して、やっかいなダニを撃退しましょう!

『オレンジページ』2024年6月17日号より)

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監修/佐々木智基(フマキラー) イラスト/いいあい 原文/太田順子 文/編集部・春日