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「ツマとオットの家事シェア〜あの人のアイディア〜」記事一覧はこちら>
vol.3
「ラクになるしくみづくりで家事参加のハードルを下げた」サチさんの考える家事シェアとは?
ツマ・サチさん42歳。小6を筆頭に3人の子どもの母。10年ほどシステムエンジニアとして働き、退社。現在は整理収納アドバイザーとして、講演、執筆、片づけサービスなどで活躍中。著書に『片づけ日和』(ワニブックス)など。
オット・義之さん42歳 会社員。システムエンジニアで転勤が多く、現在は東京に単身赴任中。一人暮らしの転勤先では100%自分で家事を行い、料理も作っている。

二人の家事シェアの秘訣
【1】ただ感情に訴えるのではなく、実際の仕事量を〈見える化〉して家事&育児の大変さを共有する
【2】自分のことは自分でできるよう、子どもの家事能力を育てる
【3】家事をラクにする土台には惜しまず、お金をかける
ラクできるしくみを考え、家族が家事参加しやすくする
玄関のわきにある納戸には、プラスチックの引き出しケースを並べています。出し入れしやすい位置によく使うものを収納したり、中に入っているものがパッとわかるように、すべての引き出しにラベルシールを貼ったり。「これだけで、時短になったと感じます」(義之さん)
夫が帰宅したときにまかせる家事を決めておく
単身赴任中の義之さんが帰宅するのは、月に1回、3〜4日程度。日々の家事はシェアできないぶん、月に一度でいい家事を義之さんは担当しています。床の拭き掃除は子どもたちの担当ですが、玄関の棚やテレビボードの拭き掃除は義之さん。そのほか、庭の草むしり、換気扇掃除、エアコン掃除など。サチさんは日々の家事に追われながら、あれもやらなきゃと思う必要がないので、完全に手を離せる家事が少しでもあるとストレス軽減するのを実感しているそう。
子どもたちに家事は自分も参加するものと意識させる
家事は手伝うものではなく、みんなでするもの、という姿勢を貫くサチさん。麦茶がなくなったら、最後の人が必ず麦茶パックと水を入れて、新しい麦茶を仕込むルールを徹底したり、低い位置の拭き掃除は子どもたちの仕事に。〈ほうかごボード〉は、自分のことは自分でできるようになってもらうためのアイディア。帰宅後の片づけや翌日の準備など、子どもたちがやるべきことをマグネットシートにし、できたことは、右に移動させるシステム。親も経過を把握できるので、余計な声がけをしなくてすむように。
収納を工夫することで家事を軽減
タオルや下着はすべて洗面所の引き出しケースにしまうように決めたサチさん。わかりやすい場所に収納することで、子どもも自分のものは自分で出し入れできようになります。「パンツとって〜」「タオルどこ?」などと呼ばれることがなく、洗濯物を片づけるのも自分たちでスムーズにできるようになったそう。
撮影/キッチンミノル 編集協力/加藤郷子 イラスト/オガワナホ

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