ホルモンのバランスによって、女性の誰しもが迎える【更年期】。その症状は人それぞれで、気が付かないほど軽い人もいれば、なかには日常生活に支障をきたすほどの重い症状がでてしまう人もいて、自分は一体どうなるの? と不安に思っている人も多いのでは?
当の私も、まさに片足をつっこんでいる年代。ゆえに昨今、【更年期】というワードには特に敏感なのです。そんななか、気持ちが明るくなる調査結果を見つけたので、ご紹介します♪
10月18日は「世界メノポーズデー」!
社会全体に更年期への理解が広がっていいく第一歩に
「世界メノポーズデー」というのは、1999年に採択された更年期の健康に関わる情報を全世界に提供する日。日本でも様々な企業で更年期についての情報を社会に広める活動が行われています。なかでも女性社員が多いことで知られている株式会社ファンケルでは、この活動にとても力を入れていて、2024年10月18日には、更年期世代の悩みに寄り添う取り組み「FANCL MENOPAUSE ACTION」を始動。「更年期をひとりにしない」というメッセージとともに、更年期についての情報がみられるWebサイトもオープンしました。
「FANCL MENOPAUSE ACTION」WEBサイトはこちら
女性が更年期について相談したいのは「夫やパートナー」
「友人」だけど…話すことに抵抗がある人が多数
ファンケルが、2024年9月に更年期の症状がある40代から50代の女性400人と、その世代の女性と同居する家族600人の計1,000人を対象に、「更年期」に関する意識調査を実施。
その結果、「更年期に悩む女性の9割が家族などに相談したい」と思っていて、相談したいのは、「夫やパートナー」「友人」と回答。身近な人にも知ってもらい、理解してもらいたい、友人と共感しあって、一緒に乗り切りたい想いが伝わります。しかし注目したいのは、実際に相談しているかどうかということ。この調査結果では、相談したいと思っている人の6割が「相談することに抵抗がある」と回答しているのです。これまでの「更年期=年齢が高い人の悩み」という言葉のイメージが、重くのしかかっているよう。
一方で「家族は更年期の話をすることに抵抗を感じる」割合が3割と少ない!
更年期症状がある女性側は、いろいろな想いがあって、家族や身近な人に話したくないと口を閉ざしてしまっているけれど、実際は夫やパートナー・子どもも更年期について話すことに抵抗感を持っていなく、むしろ、サポートしてあげたいと思っているという結果が! この調査結果には、涙、涙。
更年期症状がある女性の9 割以上が「更年期への理解が広がることで自身の支えになる」と回答
今回調査をした、更年期症状を有する 40 代から 50 代の女性 400 人に、「世の中に更年期への理解が広がることは、更年期に悩む人の支えになると思いますか」という質問には、95%(381人)の人が「理解が広がることで支えになる」と回答しています。やはり、家族や周りの人が更年期について理解し、気軽に相談できる環境が整っていれば、更年期で悩む人の支えになり、これから更年期を迎える世代の不安も少なくなり、過ごしやすい社会になることは間違いありません。
女性が更年期と呼ばれるのは、閉経する前後5年間。約10年もの間、さまざま体の変化や症状とつきあっていかなければならないのはやはり大変! 今回の調査結果でわかったように、家族や子ども、周りの人たちは意外と協力的! 困っているときは、サポートを期待してもいいのかも⁉︎ 数年前に比べて、更年期に関する情報もたくさん出てきているので、ぜひチェックして、広く理解をしていきたいですね。
*調査結果は、2024年10月15日 株式会社ファンケルリリースより