
2014.10.30
「やせたい」「美肌になりたい」「免疫力をアップして毎日を元気に過ごしたい」。だれもが願う美容と健康が、お風呂の入り方ひとつでかなうとしたら、ちょっと試してみたいと思いませんか? その名は「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」。
HSP(ヒートショックプロテイン)は、筋肉や皮膚など、人間の体を構成するたんぱく質の一種。もともと、私たちの体内に存在しています。別名「ストレス防御たんぱく質」とも呼ばれ、ストレスを受けて傷ついた細胞を修復する働きがあります。
HSPは体温が38℃以上になると増える性質があり、増加することで、体にいいことがたくさんあるのです! そのいいこととは……、
■代謝が上がってやせ体質になる。また、中性脂肪を減少させる効果も。
■コラーゲンをこわす分解酵素の働きをセーブし、ハリのある肌に。過剰なメラニンの産生を抑制してシミ予防にも。
■免疫力をアップさせる細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化して、風邪のウイルスや細菌を寄せ付けなくなる。
■体を元気な状態を維持する酵素の働きが活発になり、疲れにくくなる。
などなど、すごい効果がずらり! ではさっそくHSP入浴法についてご紹介しましょう。
<STEP1>
常温の水分をたっぷり補給し、入浴後に着る着替えを用意。
大量の汗をかくので、のぼせやすい人はとくにしっかりと水分補給を。また、入浴後に体がぬれたまま脱衣所で着替えをすると、気化熱で体が冷えてHSPが増加しません。浴室の扉から手の届くところに、タオルと下着、靴下など、着替え一式を用意しましょう。STEP3の保温を行う部屋の室温は、20℃程度に温めておきます。
<STEP2>
体温が38℃になるまで、湯ぶねにつかる。
湯の温度と入浴時間の目安は、42℃で10分、41℃で15分、40℃で20分。目安の時間が経過したら、体温計で舌下温度を測定します。38℃というのは、平熱が36℃以上の場合です。それ以下の人は、平熱から1~2℃上がればOK。途中でのぼせそうになったら、浴槽に腰かけるなどして休憩しましょう。また、舌下温が下がってしまうため、入浴中の水分補給は常温にものにして、飲んでから2分間は体温を測らないよう注意。
<SETP3>
10分間保温して、常温の水分をたっぷり補給する。
浴室内で髪や体を拭き、下着をつけます。脱衣所で服を着たら、温めておいた部屋でガウンなどをはおって10分間しっかり保温します。この保温がHSPを増加させる重要なポイント。ここでも大量の汗が出るので常温のスポーツドリンクなどを350ml~500ml飲みましょう。10分経って、保温が終了したら、冷たい飲み物を飲んだり、シャワーで汗を流してもOKです。
<注意>
高齢者や高血圧の人、心臓疾患のある人、未就学児は、熱い湯が体の負担になる可能性があるので、心配な場合は、医師に相談を。また、食事の直後は消化器に血液が集まるので避けてください。
このHSP入浴法は毎日行う必要はありません。3日に一度、週2回行えばOKです。これから湯ぶねにつかるのが気持ちいい季節ですから、ぜひ試して効果を実感してみてはいかがでしょう。
『オレンジページ11/2号』では、この「HSP入浴法」について、さらに詳しい情報や、2週間試してみた編集部員の実感コメントもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
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