<ポイント2>たけのこの部位と食感の違いを知る

部位によって違う食感が楽しめるのは、ゆでたてならでは! 歯ごたえのある〈
根元〉は薄切りにしてそのまま、または厚切りにして煮物などに。風味豊かな〈
穂先〉は、炒めものなどに。また、穂先の中でもとくに柔らかい〈
姫皮〉は、サラダなどがおすすめです。
<その3>絶品レシピでシンプルに味わってみる定番のみそ汁や炊き込みご飯、煮ものなどにしても格別ですが、各部位の食感を楽しめる「シンプルレシピ」を紹介します。
●根元をカルパッチョに。
薄切りにしたゆでたけのこ約50gに、刻んだ生のパセリ(もしくは乾燥パセリ)をぱらりとふり、ドレッシングを回しかけて。ドレッシングは、ゆずこしょう小さじ1/2~2/3に、酢小さじ2、オリーブオイル大さじ2が目安。
●穂先をバターソテーに。
こんがり焼いたたけのこを相性抜群のバターしょうゆでいただきます。ゆでたけのこ約100gを熱したフライパンで香ばしく炒めたら、みりん、しょうゆ、各小さじ2と、バター10gで味つけを。仕上げにちぎった青じその葉、にんにくチップを散らして。
いかがでしたか? 米を使ったこの方法なら、週末などに気軽にチャレンジできますよね。たけのこが出回るうちに、ぜひおうちで旬の味覚を楽しんでくださいね!
(『オレンジページ』2016年4月17日号より)