2015.11.11
※2021年11月11日更新
秋も深まり、かき好きにはたまらない季節がやってきました。生がきに焼きがき、鍋ものやフライ、どれもたまらないおいしさ! 季節の間じゅう楽しみたいですよね。
今日はそんなかきをおうちで堪能するのに、作っておくと何かと便利な「牡蠣(かき)のオイル漬け」レシピをご紹介します。
作り方はとっても簡単! 炒ってオイルに漬けておくだけです。炒るときに水分をしっかりとばすことで身がぷりっとして極上の仕上がりに。これで冷蔵庫で3週間ほどもつんです。漬けている間にかきのエキスが溶け出し、身だけでなくオイルも驚くほど味わい深くなります。
そのまま食べるのはもちろん、バゲットにのせたり、オムレツに加えたり、パン粉をまぶしてトースターで焼いたりと、楽しみ方は無限大! こんなに便利でスペシャル感のある常備菜もなかなかないのではないでしょうか? これからのパーティシーズンにも活躍しそうです。ではさっそく作り方をみてみましょう。
材料(作りやすい分量)
かき(むき身) 25~30個(500~600g)
玉ねぎ 1/2個(約100g)
塩 適宜
しょうゆ 大さじ1
漬け汁用
ローリエ 1枚
にんにく 1かけ
赤唐辛子 1本
オリーブオイル 大さじ2
サラダ油 適宜
下準備
・にんにくは包丁の腹を当てて押さえ、かるくつぶす。
・玉ねぎは縦に薄切りにする。
・赤唐辛子はへたと種を取り除く。
・ローリエは半分にちぎる。
作り方
【1】ペーパータオルを敷いたバットを用意する。かきを塩水(水4カップに対して塩大さじ1)に入れ、手でそっと振りながら洗う(ひだの間もよく洗う)。用意したバットに取り出し、上から別のペーパータオルで押さえて水けを拭く。2~3回ペーパーを替え、しっかりと水けを拭く。
【2】フライパンを弱めの中火で熱し、かきを並べ入れる。中火にし、しょうゆを全体に回し入れる。かきから水分が充分に出てきたら強火にし、ときどき木べらで上下をそっと返しながら、出てきた水分が1/2量くらいになるまで4~5分いる。玉ねぎを加えてさっと混ぜ、火を止める。
【3】保存容器に【2】のかきと玉ねぎを汁ごと入れ、熱いうちに漬け汁用の材料を加えてかるく混ぜる。サラダ油をかぶるくらいまで注ぎ、粗熱が取れたらふたをして、冷蔵庫で保存する。3日目くらいから食べられる。
このレシピが収録されている『初めてでも気軽に楽しめる 作りやすい、今どき保存食』(オレンジページ刊)では、四季折々の季節の保存食をご紹介しています。一度は作りたい三大保存食、みそ・ぬか漬け・梅干しをはじめ、トマトケチャップ、ピクルス、甘酢漬け、キムチにジャム、塩豚やソーセージなどさまざまな種類の保存食を網羅。伝統的な作り方は守りつつ、なるべく手軽で食べやすい味に、そして少人数の家族でも食べきれる作りやすい分量になっています。
ちなみにオレンジページでは、この本の著者である小田真規子先生の「季節の手しごと」という保存食の料理教室を定期的に行っています。オレンジページの公式サイト「オレンジページnet」で募集しますのでぜひチェックしてみてください。直近では12月にキムチ、年明けにみそ仕込みを予定しています。先生に直接習えるまたとないチャンスですので、ご興味のあるかたはぜひ♪
(編集部・平尾)
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