
2018.02.21
人は花や緑を見ると、不安や緊張がほぐれて気持ちが安らいだりしますが、じつは、そのときの気分で選んだ花には、自分では気づきにくい悩みや心の疲れが表れるそうなんです。
それでは、次の3枚の写真で、気になる花はどれですか?
「いつもは黄色のガーベラが好きだけど、今日はピンクのカーネーションが気になる」と言う人、もしかして夫と感情的に言い合ってしまい落ち込んでいたり、仕事でミスをして「自分はダメだ」と自信をなくしていたりしませんか?
これは「花セラピー」という、いわば花の心理学で深層心理を分析。花セラピー考案者の青山克子先生は生け花草月流の師範で心理カウンセラーでもあり、心理学のさまざまな理論に加え、花を見た時の心の反応、心への影響を調べたデータも使って、花セラピーを考案しました。
それでは、「赤のバラ」が気になったあなた。
今、強いパワーを必要としているといえます。仕事でより責任感のあるポジションを求められていたり、引っ越しや子どもの進学を控えて新生活への不安を感じていたり。プレッシャーに対して打ち勝とうという気持ちが、あなたの中で高まっているのでは。
「ピンクのカーネーション」を選んだあなた。
ご近所トラブルに見舞われていたり、ワンオペ育児で余裕がなかったり、仕事に追われていたり……。自分から「助けて!」と声を上げることができず、一人で無理をしているといえます。
「黄色のガーベラ」が気になるあなた。
じつは気持ちが落ち込んでいて、心の底では「すべてを放り投げて発散したい!」と思っているのかも。人間関係や子育てでストレスがたまっていませんか?
無意識に選んだ花が持つ意味を知ると、モヤモヤした気持ちが心がスーッと晴れやかになりますね。気になる花は、あなたに必要な力を与えてくれるので、ぜひ部屋に飾って力をもらいましょう!
監修/青山克子 撮影/回里純子 スタイリング/澤入美佳 文/編集部・遊佐
(『オレンジページ』2018年3月2日号より )
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