食べられる庭で摘む、タイムとイチゴ。春の不調をいたわる手仕事。
花粉症に、新生活の緊張。
子どもからもらう軽い風邪をなんとかやり過ごして、気づけばGW明け。
なんとなく疲れが抜けず、喉のあたりがイガイガしたり、声に潤いがなくなっている気がしていました。

そんな時期に、我が家の「食べられる庭」で最初の収穫をしました。
庭には、食べられる実がなる木や、料理やお茶に使えるハーブを少しずつ植えています。
この春、特によく育ったのはタイム。
日当たりの良い場所にグランドカバーとして植えたものが、気づけばふさふさと枝葉を伸ばしていました。

せっかくなので、少し刈り取ってハーブティーにしてみることに。
よく洗ったタイムを鍋で煮出すと、湯気と一緒に立ちのぼる香りは…オイルマッサージ…?
でも、深く息を吸いたくなるような爽やかな香りです。
タイムは喉を潤す働きがあると言われているそうで、イガイガが気になる今の時期にもぴったり。そのままだと少しクセを感じる時は、レモンを加えるとぐっと飲みやすくなります。


たくさん摘み取れたので、残りはローリエや、同じく庭で育てているローズマリーと一緒にダッチオーブンへ。野菜とアジを入れて火にかけ、あとはほったらかし。それだけで、ハーブの香りがしっかり移った、ちょっと特別感のあるメイン料理になりました。

他にも、お風呂に入れて蒸気を楽しむのも、喉によいのだとか。今度やってみようと思います。
一方で、子どもたちのお目当てはハーブではなく同じくグランドカバーとして植えたワイルドストロベリー。
保育園から帰ると、真っ先に庭へ向かって、「イチゴ赤くなってるかな?」と確認するのが日課になりました。

ようやく赤くなった実を見つけると、摘み取ってその場でぱくり。写真を撮ろうと思っても、なかなかシャッターチャンスがありません。
それでも、庭で摘んだものがそのまま食卓につながっていく感覚には、小さな豊かさがあります。

「育てて、使う」。特別なことをしているわけではないですが、季節の変化を身体で受け取りながら暮らしているようで、少しだけ元気が戻ってくる気がしました。








