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今回訪ねたのは……
「もう少し小さく切る?」「これぐらいでいいかな?」と相談したり、年下の子の面倒をみるのも、大きい子の大切な役割。盛りつけ係も大健闘。
見事、美しいセットが完成しました。最後はみんなで、「いただきます!」。
今回は、2種類の豆料理で「食感と触感の違い」を味わいます。スープ担当、ドレッシング担当、盛りつけ担当に分かれたら作業開始。参加した8人は5歳~小学4年生と年齢に幅があるものの、仕事を分担し、助け合って作業を進めます。まかされた役割を無事果たした後の試食タイムでの、みんなの満足そうな笑顔が印象的!
福本さんが教室を立ち上げるきっかけとなったのは、米国カリフォルニア州バークレーで約20年前に始まった「食べられる校庭(Edible Schoolyard)」。地元の荒廃した中学校の様子に心を痛めたシェフ、アリス・ウォータースさんが、校長先生と協力して学校に菜園=食べられる校庭とキッチンを設け、生徒といっしょに料理を作って食べる活動を始めたところ、荒廃にストップがかかったのです。この活動は多くの人の共感を呼び、やがて全米から世界へと広がりました。「この夏バークレーを訪れ、アリスさんの活動の第一歩となった校庭やキッチンを見る機会に恵まれました。日本でもいつか『食べられる校庭』が当たり前になればと願いつつ、自分にできる小さなことを積み重ねていこうと思います」