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食べるだけで、勝手におなかがやせる!? 「もち麦」パワーに注目☆

※2021年7月30日更新
※この記事は、大妻女子大学教授の青江誠一郎先生の監修を受けて執筆したものです。

やせたいと思っていても、食事量を調節したり、カロリー計算をするのは大変ですよね。

「らくにやせる方法があればいいのに……」と思う人は、ぜひ「もち麦」に注目してみて!

もち麦は大麦の一種。もちもちぷちぷちした食感で、おいしく食べられるのはもちろん、注目されているのが「ダイエット効果」。

ご飯やおかずに混ぜて食べるだけで、下腹やウエストがすっきりやせてくるんです!

今回は、この「もち麦のやせパワー」についてご紹介しちゃいます!

「もち麦は、食物繊維が豊富な大麦のなかでも、飛びぬけて繊維量が多いんですよ」。そう語るのは、大妻女子大学の青江誠一郎先生。

なんと、食物繊維量が白米の25倍、玄米の4倍も含まれているというから、びっくりですよね。この豊富な食物繊維が、もち麦のやせパワーの秘密なんです!

–{もち麦のやせパワーの秘密を徹底解説!}–

もち麦には、β-グルカンという水溶性食物繊維が多く含まれていて、
「糖や脂肪の吸収を抑える」「便秘を解消する」「血糖値を安定させてドカ食いを予防する」といった作用があります。だから、いつもどおりの食事をしていても、脂肪がつきにくくなり、ダイエットにつながるんです

とくに注目されているのが、おなかやせへの効果。
食べはじめて1~2週間たつとおなかの調子が整い、1カ月たつと「ん……?もしかして、おなかがすっきりしたかも?」と気づくはず。
実際、編集部でトライしてみたところ、いちばんやせた人は、2週間で下腹がマイナス4.5cmもやせたんですよ!

そして、このもち麦を取り入るために、もっともおすすめの方法は【もち麦ご飯】にすることなんです!

最大限の効果を引き出すために、ちょっとだけ「食べ方」に注意してくださいね。覚えるべきポイントは、たったの3つ!

1 必ず朝食に食べる
2 昼食か夕食でもう一度食べる
3 初めは3割くらいからスタート

もち麦のダイエット効果を得るには、もち麦を1日に茶碗2杯食べるのが目安です。とくに、朝食では必ずとるよう心がけてみて。なお、食物繊維は腸の蠕動運動を促すので、急にとるとおなかがゆるくなることが。「白米7:もち麦3」の割合からはじめてみてくださいね!

(『オレンジページ』2017年2月2日号より)

監修/青江誠一郎 撮影/高杉 純 イラスト/丹下京子 文/編集部・三上