ウスターと中濃は何が違う?地域によって種類もさまざま?奥深いソーストリビア
揚げものや焼きそばに欠かせない〈ソース〉。身近な調味料だけれど、「そもそも何からできてる?」「ウスターと中濃は何が違う?」と聞かれると、意外と知らないことも多いのでは?
そこで今回は、知れば誰かに話したくなる3つのソーストリビアをご紹介します。
そもそもソースって何?
ソースの語源はラテン語の「SAL」=塩のことで、「塩の供給」という意味合いがあったそう。塩を使った液体調味料は広くソースと呼ばれ、トマトケチャップやマヨネーズなどもソースの仲間です。
私たちがよく知るウスターソース、中濃ソースなどのいわゆる「ソース」は、野菜や果実類などをベースに、酢、砂糖、塩、香辛料などを加えた液体調味料のこと。
ソースが日本に伝わった当初は、日本人の舌にはずいぶんと塩辛いものだったようですが、好みに合わせて現在の味に改良されていったそうです。
ソースの歴史はウスターから
ソースが生まれたのは19世紀のイギリス・ウ スターシャ地方。ある主婦が、野菜や果物をスパイスといっしょに保存しておいたところ、すべてが溶け合って見たことのない液体に……。こんな偶然からウスターソースは生まれました。
もとは煮込み料理の味つけなどに使うものでしたが、日本では、すでに使われていたしょうゆと同じように料理にかけたり、つけたりという使い方が多く、カツレツやコロッケなど、洋食が普及するにつれてどんどん広まっていきました。
日本全国メインソースが違います
ウスターも中濃もとんカツソースも、じつは原材料はほぼ同じ。配合の割合を変えて味わいや粘度に変化をつけています。
関東から北の地域ではこっくりとした中濃ソースが多く使われます。静岡県や愛知県、岐阜県、三重県のあたりではスパイシーなウスターソースが、関西~九州地方では濃厚でとろりとしたお好みソースが人気です。
沖縄地方は少し甘めのとんカツソースが主流だそう。粉もん文化が浸透し、ソースへのこだわりが強い関西地方は、数種類を使い分けている家庭も多いんです!
身近なソースも、知れば意外と奥深い! いつもの一本にも、ちょっと愛着がわきそうです。
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取材協力/ブルドックソース株式会社 取材・文/久保木 薫 文/池田なるみ







