まさかの牛乳パックで型いらず!花見・お祝いに『簡単市松押しずし』基本のすし飯も
お花見や、春のお祝い・おもてなしの席にぴったりの押しずし。市松模様で彩りよく仕上げれば、特別感も満足感もひとしおです。
専用の型がなくても、牛乳パックを使って簡単に作ることができます。手軽にとびきり華やかな春を楽しみませんか?
『市松押しずし』のレシピ

材料(18cm四方の重箱2個分)
酢めし※……3合分
しいたけの甘煮※の薄切り……6個分
〈具〉
ゆでえび※……6~8尾
市販の煮あなご……1~2尾分
錦糸卵※……2枚分
※作り方は下記参照
作り方
(1)型をつくる
1000mlの牛乳パックは口を開いて洗い、乾かして縦半分に切る。口部分の角に切り込みを入れてたたみ、テープで留める。同様に合計3個作り、それぞれ約30cm四方に切ったラップを敷き込む。
(2)型に酢めしと具を詰める

1の型にそれぞれ、酢めしの1/6量、しいたけの甘煮の1/3量、酢めしの1/6量を順に重ねて詰め、ぎゅっと押す。それぞれ具を1種類ずつすきまなくのせ(下記Point 参照)、ラップで包んでぎゅっと押す。取り出し、具の面を下にして型に戻し入れ、輪ゴムで数カ所留めて、冷蔵庫で1時間ほど置く。
POINT
酢めしをおおうように具をのせる。ラップで包み、上下を返しておくと、具が押されてきれいになじむ。
(3)切り分けて、重箱に詰める
2を型から取り出し、具の面を上にしてラップごと縦半分に切ってから、横に6等分に切る。ラップをはずし、1切れずつ交互に重箱に詰める(余りは小皿に盛る)。
『酢めし』のレシピ

材料(2合分※)
炊きたてのご飯……2合分(約660g)
〈合わせ酢〉
米酢……大さじ4
砂糖……小さじ2
塩……小さじ2/3
※1合分のときは材料を1/2量に、1と1/2合分のときは3/4量に、3合分のときは1.5倍量にする。
作り方

〈合わせ酢〉の材料をよく混ぜる。炊きたてのご飯をボール(または飯台)に入れ、合わせ酢をしゃもじを伝わせながらご飯に回しかける。しゃもじで切るように手早く混ぜ、うちわであおいで粗熱を取る。堅く絞ったぬれぶきんをかけ、人肌程度までさます。
『しいたけの甘煮』のレシピ

材料(作りやすい分量)
干ししいたけ……8~10個(約40g)
煮汁
酒……3/4カップ
砂糖、しょうゆ……各大さじ3
みりん……大さじ1
下ごしらえ
干ししいたけは水2カップに一晩ほど浸してもどす(もどし汁はとっておく)。
作り方
しいたけは軸を切る。鍋に煮汁の酒を中火で煮立たせ、砂糖、しょうゆと、しいたけをもどし汁ごと加える。再び煮立ったら、アクを取って弱めの中火にし、落としぶたをして、煮汁がほぼなくなるまで20分ほど煮る。みりんを回し入れてひと煮立ちさせ、火を止めてさます。清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で1週間ほど保存可能。
『ゆでえび』のレシピ

材料(4尾分)
有頭えび(殻つき・車えび)……4尾※
塩
※えびはブラックタイガーを使っても。分量を増やす場合も、同様の作り方でOK。
作り方
えびは頭を取り、殻つきのまま竹串を腹側の殻と身の間に通す。鍋に湯1lを沸かし、塩大さじ2を加え、えびを入れて2分ほどゆでる。取り出して串を抜き、殻をむく。腹側に包丁で縦に切り込みを入れて開き、背わたを取る。
『薄焼き卵、錦糸卵』のレシピ

材料(直径26cmのもの4枚分※)
卵液
溶き卵……Lサイズ4個分
酒……大さじ1
砂糖、片栗粉……各小さじ2
塩……小さじ1/4
サラダ油
※作りやすい分量。今回の押しずしのレシピでは半量で2枚分。
作り方
(1)ボールに卵液の溶き卵以外の材料を混ぜる。溶き卵を加えて混ぜ、ざるでこす。サラダ油適宜をペーパータオルにしみ込ませ、直径26cmのフライパンに薄く塗る。フライパンを中火で熱し、火を止めて堅く絞ったぬれぶきんの上に5秒ほどのせる。
(2)フライパンを再び弱火にかけ、卵液の1/4量を流し入れて広げる。表面が乾いてきたら、菜箸1本を卵の下に通して持ち上げ、上下を返して10秒ほど焼き、取り出す。同様に合計4枚焼く。錦糸卵を作るときは、薄焼き卵を3つ~4つに切ってから重ね、横にせん切りにする。
重箱のふたを開けた瞬間、きっと歓声が上がるはず。色とりどりの市松押しずしを囲めば、お花見もお祝いの席も、いっそう会話が弾む特別な時間になりそうです。
(『オレンジページ』2018年12月17号「月に一度、ちょっとだけ特別な日。」より)
料理研究家。夫であるシライジュンイチとともに活動する炊飯系フードユニット「ごはん同盟」の調理担当。ご飯のおいしさを世に広めるべく、米料理やご飯に合うおかずのレシピを発信している。雑誌やテレビ、イベントなどで幅広く活躍中。
料理/しらいのりこ 撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリング/中安章子








