【片付けが苦手でもうまくいく紙もの整理】まずは命に関わる『健康もの』から整理を!
家にあふれる紙もの。整理したいと思っていても量が多くて手が付けられない…という人も多いのでは? そんなとき、最後まで整理ができるコツを片付け講師の渡部亜矢さんに聞きました。まず手をつけるべきは、命にかかわる「健康もの」。その整理の仕方をご紹介します。
命にかかわる紙類を「健康もの」として整理

「健康もの」は、マイナンバーカードや診察券も紙ものとして扱います。整理したものは、目が届いて 、取り出しやすい場所で保管し、いざというときのために保管場所を家族にも伝えるようにしましょう。
【整理手順】時系列に並べて古いものは処分
1.具合が悪くてもすぐに取り出せるように整理
家じゅうの健康関連の紙ものを集めたら、診察券や健康診断票など、種類別にクリアファイルに分けます。仕分けができたら、ふせんなどを使って「診察券」「健康診断表」など、パッと見てわかりやすいようにクリアファイルにタイトルをつけます。お薬手帳など出し入れの頻度が高いものもクリアファイルに入れ、いつでも取り出せるようにしておきましょう。
2.クリアファイルの中を時系列に並べる
クリアファイルの中を一つ一つ確認し、よく使うものや新しいものは左に置き(重ねて収納する場合は上)時系列に並べます。古くて捨てても問題ないものは処分。マイナンバーカードや頻繁に使う診察券などは写真を撮ってバックアップしておくといいでしょう。
3.ボックスを作りまとめて保管

クリアファイルにまとめた「健康もの」用のファイルボックスを作り、クリアファイルを時系列に入れて保管します。ボックスは取り出しやすい場所に収納しておくのもポイント。
お薬手帳の保管は5年が目安

医療従事者が既往歴を知ることができるお薬手帳は、さかのぼって5年分をばらばらにならないようにフリーザーバッグに入れてからクリアファイルに。それ以前のものは破棄してもほぼ大丈夫ですが、心配なら撮影をしてから処分。紙を減らしたいなら、「お薬手帳」アプリへの移行がおすすめです。
マイナンバーカードは暗証番号と別に管理

マイナ保険証としても使えるマイナンバーカードは「健康もの」として扱い、フリーザーバッグに入れてからクリアファイルに。両面とも撮影しておけば、紛失しても慌てずにすみます。発行時に設定した暗証番号などは、紙に書き出して別の場所で大切に保管。
医療機関の領収書は念のため1年間保管
1月1日〜12月31日の1年間の家族全員の医療費が原則10万円を超えると、医療費控除の対象となります。医療機関を受診した際の領収書は念のため1年間保存。ただ、確定申告することが決まったら、「健康もの」ではなく、「お金もの」として管理しましょう。領収書とともに受け取った医療明細書は、確認して問題なければ処分してもかまいません。
健康診断票は5年分を目安に保管

封筒や送付状は処分し、クリアファイル1枚につき1回分の健康診断票をはさみ、5年分を輪ゴムやダブルクリップでひとまとめに。それ以前のものは、特に大きな病気がなければ処分してもOKですが、不安ならスマートフォンで撮影しておきましょう。区から届いた健康診断受診のお知らせは、期限が切れたら処分するようにして。
診察券も「紙もの」としてファイルに
頻繁に使う診察券はお財布に入れてもいいのですが、それ以外はダブルクリップで留めるか、フリーザーバッグに入れてからクリアファイルに。1カ所にまとめておくと見つけやすいし、なくしません。定期的に受診している医療機関の診察券の両面をスマートフォンで撮影しておくと、忘れたときに役立ちます。
命にかかわる「健康もの」は、急に病気になったり救急車で運ばれることになったときに困らないように、早めに整理しておくとよいですね。ファイルボックスを使わなくても、いつも入れている引きだしでも問題ないそう。とにかく、分かりやすく取り出しやすい場所なのがポイントです。
教えてくれたのは…渡部亜矢 さん

実家片づけアドバイザー ®。 片づけ講師。一般社団法人実家片づけ整理協会代表理事。銀行、出版社勤務等を経て、片づけが苦手な人向けの講座を開講。著書には『見てすぐできる! [図解]60歳からの「紙モノ」整理』(青春出版社)などがある。
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監修/渡部亜矢 取材・原文/水浦裕美 撮影/上田祐輝 イラスト/腹肉ツヤ子








