朝スタンバイ→夜は火にかけるだけだから楽!藤井恵さんの『お留守番プルコギ鍋』レシピ
家族に留守番を頼むときや、帰宅が遅くなるとき、食事の用意に悩みがち。そんなとき、料理研究家の藤井恵さんは「スタンバイ鍋」を活用しているそう。出かける前に、下味をもみ込んだお肉と切った材料をお鍋に入れて、冷蔵庫でスタンバイ。(温度変化で割れる可能性があるので土鍋は不向きです。※MEMO参照)
あとは火にかけるだけで、すぐにできたてが食べれます。なかでもプルコギ鍋は家族にお留守番を頼むときにもよく作っていた定番中の定番。野菜とお肉がたっぷり入って栄養も食べごたえもばっちり!
『お留守番プルコギ鍋』のレシピ

材料(2~3人分)
牛こま切れ肉 …… 300g
玉ねぎの薄切り …… 1個分(約200g)
もやし …… 1袋(約200g)
にんじん …… 1/2本(約80g)
にら …… 1束(約100g)
緑豆春雨 …… 20g
〈下味〉
にんにくのすりおろし …… 1かけ分
しょうゆ……大さじ2
酒 …… 大さじ2
白すりごま……大さじ1
砂糖……大さじ1
ごま油 ……大さじ1
塩 …… 小さじ1/4
下ごしらえ
◎ にんじんは皮をむき、せん切りにする。
◎ にらは長さ5~6cm に切る。
◎ 春雨はさっと水にくぐらせ、キッチンばさみで長さを半分に切る。
作り方
朝:鍋をスタンバイ
口径22~26cm の土鍋以外の鍋(鋳物ホーローやステンレスなど、 ※MEMO参照)に下味の材料を入れて混ぜ、牛肉を加えてよくもみ込む。玉ねぎ、もやし、にんじん、にら、春雨を順に重ね、ふたをして冷蔵庫に入れる(この状態で10~12時間保存可能)。

↓
夜:仕上げる
ふたをしたまま鍋を中火にかけ、ふつふつと煮立ってきたら弱火にし、5~6分蒸し煮にする。ふたをはずし、全体を底から大きく混ぜる。
MEMO おすすめの鍋の種類
スタンバイ鍋に使用するの は、鋳物ホーロー鍋やステンレスなど、土鍋以外のものがおすすめ。冷蔵庫にスペースがあれば深めのフライパンでもOKです。冷蔵庫から出してすぐに加熱するので、温度変化で割れることがある土鍋は不向きです。
教えてくれたのは…藤井恵さん

料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学卒業後、料理番組、フードコーディネーターのアシスタントなどを経て、独立。自身の子育て中にいちばん支えられたのが、鍋料理。その経験から生まれた、作る側にも食べる側にも負担がない鍋レシピは、多くの人に支持されている。
Instagram:fujii_megumi_1966

(オレンジページ刊『藤井なべ 鍋さえあれば、なんとかなる。』より)
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料理/藤井 恵 撮影/岡本真直 文/編集部・谷本、藤澤








