一人9役!?　声優・下野紘が綴る『みきくらのかい 第十四回公演〈アトムへの伝言〉』裏側

みなさん、おはようございますっ！！
めっきり寒くなり、乾燥や花粉の猛威が訪れるなか、みなさま……いかがお過ごしでしょうか？

この時期は、鼻やのどなどに多大な影響を受けるので、下野さんにとってなかなか脅威的な季節です！
うがい、手洗い、マスクに加えて、のどを潤す吸入、長めの入浴。そして、寝るときもマスク、どうにもならないときには薬をのむ……。
ほかの季節以上にいろいろ気をつかわなきゃいけないので、ホントに大変です！！

最近、コロナやインフルエンザも流行っていたりするので、みなさまもお気をつけくださいませ。

さて、今回の現場メシは、下野さん的2025年初の朗読劇からお届けいたしますっ！！

本日の現場メシ
『みきくらのかい 第十四回公演「アトムへの伝言」』

『みきくらのかい』とは

声優・三木眞一郎さんと演出家・倉本朋幸さんのユニットで、日本語の美しさや強さを前面に打ち出し、日本では古くから親しまれている『読み聞かせ』という形で行う朗読劇です。基本的に出演者は二人。すべての登場人物だけでなく、ナレーションやせりふ以外のト書きも二人で分担して物語を完成させていきます！

今回やらせていただいた「アトムへの伝言」という演目も、ナレーションを合わせると……。

えっ、18役っ!?
分割して一人9役っ！！！

あらためて数字にすると、ホントビックリしますね（汗）。

しかも「アトムへの伝言」は、もともと舞台だった作品の台本を、朗読劇用に書き起こしたもの。

動きや舞台装置についての説明があったり、笑いあり、涙あり、漫才ありなものすごい熱量がこめられていたり、すごく大変だったけど……、緩急ある物語で、性別関係なくさまざまなキャラクターを演じられたのも、三木さんと漫才ができたのも、めちゃくちゃやりがいがあったし、ホントに楽しかったですっ！！

ではでは、そんな『みきくらのかい』の現場メシ、いってみよ〜っ(≧▽≦)/

まず初めは、お菓子や差し入れから！

ちなみに……、
左のサブレ缶は、この連載でも紹介した『鴨の音 第五夜』の脚本を担当された灯敦生（ともり あつき）さんからいただきましたっ！！　演出家の倉本さんにご招待いただいたようで、公演後、舞台裏で『鴨の音』の話で盛り上がりました。
（第五夜には、三木さんも宮司役で声の出演！）

さぁ続いては、お弁当参りましょうっ！！

公演日が2日間だったので、お弁当の種類が豊富でした！！

しかも、今回は電子レンジがあって、毎回温めてもらったので、よりおいしいお弁当をいただくことができました。

今回、初めて参加させてもらった『みきくらのかい』……現場メシもおいしかったし、ホント楽しかったです！！

ただ、個人的には「ココはもっとできたんじゃないか」とか、「あそこは違う表現がいいかも」とか、いろんなことを試してみたかったのもあるので、また再演したいし、違う演目もやってみたいな〜と思いました！

あ、こちらの『みきくらのかい 第十四回公演「アトムへの伝言」』、DVDなどになっていたりしますので、ラストの衝撃展開も含め、よかったらお手にとってみてください！！

さて、次回の更新は3月13日（木）です。来月の〈現場メシ〉もお楽しみに！

下野 紘（しもの・ひろ）

4月21日 東京都生まれ。アイムエンタープライズ所属。
2001年に声優デビュー翌年、2002年にはアニメ「ラーゼフォン」で主役の神名綾人に抜擢される。
アニメの主な出演作品は「僕のヒーローアカデミア」荼毘役、「進撃の巨人シリーズ」コニー・スプリンガー役、「鬼滅の刃」我妻善逸役、「ONE PIECE」光月モモの助役などがあり、ほかにも「CDTVライブ！ライブ！」でナレーションを務めるなどアニメ以外でも幅広く活動している。