
カレーやビリヤニなどインド料理に欠かせないクミンシード。独特のエスニックな風味もさることながら、プチプチとした食感と、かんだときにさらに広がる香りにやみつきになります。「スタータースパイス」として、料理の最初に油で炒め、油に香りを移して使うのがポイント。これだけで、炒めものがエスニックな一品になります。
フライパンが冷たいうちに油とクミンシードを入れ、焦がさないよう木べらで混ぜながら弱火にかけます。1~2分加熱し、プチプチとはじけて香りが出てきたら、材料を入れるタイミング! 玉ねぎ、むきえびを入れて2分ほど炒め、さらにオクラを入れて30秒ほど炒め合わせれば完成! ほどよく歯ごたえが残った野菜が◎。かむほどに広がるクミンシードの香りと、プチプチした食感が楽しめます。




スパイス&ハーブマスター
遠藤由美さん

カレーを思わせるエスニックな香りが特徴のクミン。シード(ホールタイプ)は料理の最初に油といっしょに加熱し、香りを引き出してから使うのがコツ。野菜にもよく合います。
インド料理をはじめ、世界各地で肉や野菜料理、煮込みや炒めもの、パンなどに使われているスパイス。強い香りが特徴で、カレー粉の原料としても欠かせません。クミンライスやビリヤニにも。
12g 199円(税込み)
料理/重信初江 撮影/鈴木泰介 スタイリング/澤入美佳 取材・文/高丸昌子 熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ)
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