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明治座帰りに見つけた「谷や」のうどん

初めての明治座

初めて明治座で落語を堪能した。
夫婦二人、心地よい余韻に浸りながら人形町の路地を歩く。
笑福亭鶴瓶さんの落語をきっかけに、夫と定期的に落語を聴きに行くようになり、
今では2人の共通の趣味になっている。

本場讃岐の製法を追加した「谷や」うどん

講演後、少し小腹が空いた。
家に帰るまで我慢しようと考えていたその時、
偶然目に飛び込んできたのが、うどん店「谷や」

香川仕込みの本場の味が評判だと以前から聞いていて気になっていたお店だ。
いつもなら行列ができているのだが、お昼時が過ぎていたので、運良くすぐに席に着けた。
劇場の賑やかさとは異なる、静かで温かい空気が流れていた。

メニューを眺め、私は「かしわ天つけうどん」を。

夫は「かけうどん」に天ぷらを添えて注文。

ほどなくして運ばれてきたうどんは、つややかな麺が美しく、透き通った出汁からは香りが立ち上る。

麺は讃岐うどんらしいコシがありながらも、喉越しが良く、するすると胃に収まった。
熱々のかしわ天は、衣はサクサク、鶏肉はジューシーで、出汁につけてもその旨みが際立つ。

夫は小腹ではなく大腹が減っていたようで、無言でうどんをすする。
多くを語らずとも、互いにその美味しさを共有できた。

偶然の出会いだったが、「谷や」のうどんは期待以上の美味しさでした。

帰りはお互い別の用事があったので、水天宮前駅で一旦解散。

「重盛の人形焼」で子供たちのお土産を買い、自宅へ戻る。

急いで帰ったのに、子供たちは部活や遊びで不在。

静かな家で、買ってきた人形焼きをひとり頬張る。
昼の落語と温かいうどんを思い出し、心地よい満腹感に誘われて、いつしか夕寝。
誰にも邪魔されない、贅沢な時間だ。

谷や

たこたこたん タコタコタン

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