こんにちは! 谷中松寿司三代目・料理家の野本やすゆきです。この連載では、寿司屋ならではのテクニックを交えながら、家庭で作りやすいレシピをご紹介しています。今回は寿司屋が教える『あさりとトマトのパエリア』。シンプルな材料だけど、あさりとトマトのうまみたっぷりのパエリアです!では、さっそく作って行きまーす! 【其の一】あさりは小さいものを使うべし! 今回のポイントはあさりだし! 同じ300gでも小さいほうが数が多くなるので、いいだしがとれます。 『あさりとトマトのパエリア』のレシピ 材料(3〜4人分) あさり(砂ぬきずみのもの)……300gトマトの粗いみじん切り……1個分(約100g)米……2合(360ml)カレー粉……小さじ1にんにくのみじん切り……1かけ分塩……小さじ1/2白ワイン……大さじ3洋風スープの素(顆粒)……小さじ1オリーブオイル……大さじ1パセリのみじん切り……適宜レモンのくし形切り……適宜 作り方 (1)フライパンにあさり、白ワインを入れてふたをし、中火にかける。あさりの口が開いたら、耐熱のボールにざるを重ねてフライパンの中身をあけ、あさりとだしを分ける。 (2)(1)のだしに水を加え、合わせて360mlにする。 (3)フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で炒める。香りが出てきたら中火にして、トマト、カレー粉を加えトマトがしんなりするまで炒め合わせる。 米を洗わずに加えて混ぜ合わせ(2)、塩、スープの素を加える。 米を平らにならす。 ひと煮立ちしたらふたをし、弱火にして15〜20分炊く。あさりをのせて火を止め、ふたをして5~10分※蒸らす。※お好みで蒸らし時間を調整しください。かためが好きな方は蒸らし時間5分程度がおすすめ。 (4)パセリを散らし、レモンを添える。 『あさりとトマトのパエリア』のでき上がり! あさりのうまみとトマトのうまみをたっぷり吸った絶品パエリアです!ぜひ作ってみてください!
谷中松寿司の旬ネタ 最後に松寿司の旬ネタをご紹介!今回は『アラ』です。スズキ目ハタ科アラ属の魚です。 漁獲量も少なく幻の魚ともいわれる高級魚です。九州ではクエをアラとも呼ぶことから混同しますが、クエとは別の魚です。上品な脂とうまみのある魚です。松寿司では数日ねかせて、塩じめしてうまみを凝縮させてにぎります。さて、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!次回の更新は6/14(金)。旬の実山椒を使った『ちりめん山椒』を紹介します。 野本やすゆき料理家、谷中で80年続く「谷中松寿司」三代目店主。大学卒業後、調理師学校に通い、調理師免許を取得。家業の寿司店で修業するかたわら、フードコーディネータースクールに入校。卒業後、同校講師を経て独立。料理家、寿司屋の二刀流で料理雑誌へのレシピ提供、テレビ番組や広告のフードコーディネートなど、食にかかわるジャンルで幅広く活躍中。YouTube:野本やすゆきチャンネルInstagram:nomotobase谷中松寿司:yanakamatsusushi
谷中松寿司の旬ネタ 最後に松寿司の旬ネタをご紹介!今回は『アラ』です。スズキ目ハタ科アラ属の魚です。 漁獲量も少なく幻の魚ともいわれる高級魚です。九州ではクエをアラとも呼ぶことから混同しますが、クエとは別の魚です。上品な脂とうまみのある魚です。松寿司では数日ねかせて、塩じめしてうまみを凝縮させてにぎります。さて、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!次回の更新は6/14(金)。旬の実山椒を使った『ちりめん山椒』を紹介します。 野本やすゆき料理家、谷中で80年続く「谷中松寿司」三代目店主。大学卒業後、調理師学校に通い、調理師免許を取得。家業の寿司店で修業するかたわら、フードコーディネータースクールに入校。卒業後、同校講師を経て独立。料理家、寿司屋の二刀流で料理雑誌へのレシピ提供、テレビ番組や広告のフードコーディネートなど、食にかかわるジャンルで幅広く活躍中。YouTube:野本やすゆきチャンネルInstagram:nomotobase谷中松寿司:yanakamatsusushi