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オレンジページのベテラン編集者たち

入社25年(つまり四半世紀)以上のベテラン料理編集者3人が「うちごはん」について気ままに、赤裸々に語るリレー連載。個人的好み全開のオリジナルレシピのおまけつき。

セロリといかくんのポテチあえ

vol.21

入社26年目 計量が苦手な山田の場合
『セロリといかくんのポテチあえ』

 

突然ですが、私には妹が一人います。年齢が二つしか離れていないこともあり、一番身近なライバル?として、幼い頃はケンカ三昧。あまりに激しいケンカをするもので、一緒に暮らしていた祖母があきれ返り、「じょんならんで(どうにもならないとういこと・うどん県の方言)」と、母にこぼしていたことを懐かしく思い出します。

高校生くらいになると、キャラの違いがより鮮明になり、ケンカをする機会もめっきり減って、込み入って話をした記憶は皆無。友達が多く、社交的な妹に対して、一人黙々と大相撲中継に見入り、「今日の取り組み」についての感想をまとめることが一番の楽しみだった私。話が合うはずがないですよね(笑)。

そんな妹との関係が、大人になってぐっと近づき、深まった最大の理由は「お酒」。大学入学を機に親元を離れ、別々に暮らし始めて三十年。ときには実家で、ときには居酒屋で、ときには新幹線の中で、そしてときにはお互いの家で……。二人とも父ゆずりののんべえぶりを発揮して、お酒を飲みながら「あ~でもない」「こ~でもない」と、いろいろなことを語り合ううちに、すっかり心がほどけて、胸の内を気兼ねなく打ち明けられる「大親友」になったように思います。

前置きが超長くなりましたが、今回の「セロリといかくんのポテチあえ」は、十年以上前に、妹の家に遊びに行ったときに出された酒の肴を、自分好みにアレンジしたお気に入り。妹がささっと作ってくれた、つまみのうまさに感激し、レシピを聞き出そうとしたものの「えー、切ってあえるだけ。レシピなんてない」と言われたことを昨日のことのように思い出します。実は妹も私と同じく計量が苦手。調味料の分量を問われて困惑する様子に「あ~、姉妹だな~。同じだな~」と、ニヤニヤしたっけな~。ここ一年ほどオンライン飲みしかできていない妹と、今度顔を合わせて飲むときは、ぜひこの一品を作ろうと思います。あ~、待ち遠しい。

 
  • 薄切りのセロリ

    実はセロリといかくんのあえものって、ネットでもさまざまなレシピを目にする人気メニュー。それぞれ、セロリの切り方や合わせる調味料にオリジナリティがあっておもしろいですが、私はセロリをできるだけ薄く切るのがこだわり。薄く切ったあと塩をして、少ししんなりさせたほうが、いかくんの食感とバランスがいいなって思います。

  • セロリといかくん

    いかくんの塩けとうまみを生かせば、複雑な味つけをしなくてもおいしく仕上がるのがうれしい! 私の中ではいかくん同様、塩昆布やじゃこも、調味料として活用できる便利素材。ストックしておくと何かと重宝します。

オレぺの中の人のうちごはんレシピ

『セロリといかくんのポテチあえ』


材料(作りやすい分量)

  • セロリの茎 1本分(60gくらい)
  • いかの燻製 ひとつまみ(20gくらい)
  • 市販のポテトチップス ひとつまみ(7~8枚)
  • 塩 粗びき黒こしょう 好みでナンプラー
  • ※ポテトチップスはお好みのもので。私はうすしおが好きです。

作り方

  1. セロリは自分ができる限りの薄切りにする。塩少々をかるくもみこみ、しばらくおく。いかの燻製は食べやすい長さに切る。
    ⇒セロリはかなりの薄切りにするので筋を取る必要はないと思います。でも、意外と筋取りの作業って楽しいので、時間があるときはせっせと筋取りしてしまったりもします。
  2. セロリといかの燻製を混ぜ合わせ、ポテトチップスをかるく砕いて加え、さっとあえる。器に盛り、粗びき黒こしょう適宜を散らす。そのままでもおいしいけど、好みでナンプラーをひとたらしすると、よりお酒がすすむ味になる(笑)。
    ⇒セロリから出た汁には野菜のうまみや風味がにじみ出ている気がするので、あえて絞らずにそのままいかくん、ポテチとあえます。この汁を吸ったポテチがまた、くせになるおいしさなんですよ(個人の感想です)。
山田かおり
Editor No.01 山田かおり(通称・山先輩)
大学卒業後、1994年にオレンジページに入社。料理にも編集にもまるで興味がなかったのに、オレンジページ編集部に配属。料理編集者の道を歩み始める。以来ずーっと料理企画を担当。料理編集者でありながら、計量と甘いものが苦手という変わりだね。プライベートではプロレスと酒をこよなく愛し、夫と愛猫1匹、リクガメ夫妻と暮らす。

山田のうちごはんレシピ、
こちらにもあります。

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