スキンケアやメイク、ずっと同じやり方していませんか？　年齢や流行に合わせて、少し変えるだけで、ぐんと〈今どき〉の顔になれますよ。簡単な「3ステップ」で紹介します!

【ファンデの塗り方】地肌をきれいに見せるにはスポンジか指どっちがいい？

2023.02.07

ナチュラルメイクだと気になるシミや毛穴は隠せないし、かといって厚塗りに見えるのはイヤ！そう思っていたのですが、「スポンジをちゃんと使ってリキッドファンデーションを塗れば、少量のファンデでもしっかりベースメイクができます」と、ヘア＆メイクアップアーティストの新見千晶さん。
塗りかたにはちょっとしたコツがあるのだとか。スポンジの選び方と合わせて、プロ直伝のワザを教えてもらいました！

●すっぴん風の自然体の肌に仕上げるのが
ナチュラルメイク
アイメイクやリップの色みを抑えめにしつつ、もともとの肌を美しく見せて、自然な雰囲気に仕上げるのがナチュラルメイクです。そのためには、化粧下地でしっかりベースを整え、少量のリキッドファンデーションをムラなく塗り広げるのが素肌感を出すポイント！

●リキッドファンデは
手ではなくスポンジで塗る
リキッドファンデは、手で塗ると部分的な塗りムラができやすいため、スポンジを使うのが◎。使い捨てタイプを選べば衛生的で、さらに三角形のものなら、ほおなどの広い部分は面、細かい小鼻まわりは角を使ってくまなく塗ることができます。

では、さっそくやり方をチェック！

今どき顔になる
3ステップ

【1】化粧下地を塗ったあと
ファンデーションを肌にのせる

化粧下地を塗ったあと、リキッドファンデーションをパール粒大を目安に指にとる。ほおは２、額とあごはそれぞれ1 の割合になるように肌にのせる。

【2】スポンジで内側から外側に塗り広げたあと、
額、ほおをタッピングする

スポンジの面で顔の内側から外側に向けて塗り広げる。額とほおはスポンジの面を使ってトントンと軽くタッピングしてなじませる。目のまわり、小鼻まわりはスポンジの角を使ってムラなくのばす。。

【3】スポンジでフェイスラインを
なじませてのばす

スポンジの面を使って、顔と首の境目をなじませてのばす。こうすることで、顔だけ白浮きして見えるのを防ぐことができる。

ファンデ薄塗りでも、
化粧下地を重ねればくすみがとぶ！

顔のなかでも目の下はくすみが気になるところ。ファンデーションを塗ってから化粧下地を目の下に重ねて塗っておくと、くすみがとんで肌全体がトーンアップ。ピンク系やホワイト系、パールパウダーが入ったものを選ぶのがおすすめ。

発光するような透明感を
かなえる化粧下地
乾燥から肌を守り、肌にうるおいを与える保湿成分配合で、のびがよくなめらかな使いごこち。

●コントロールベイスe ピンク 20g SPF25・PA++　3300円／イプサ　
☎0120-523-543

教えてくれたのは……新見千晶さん

ヘア＆メイクアップアーティスト。わかりやすく読者が実践しやすいメソッドが人気でテレビ出演、雑誌、ウェブでのコラム執筆など幅広く活躍。『魔法の表情筋エステ＆若見せメイク』（成美堂出版）、『ミーハー美容』（主婦の友社）など著書多数。

【撮影協力】
シルバーイヤリング17006円、ゴールドイヤカフ15235円／ドーターズジュエリー　☎0254-41-1770
トップス10500円／regleam　https://regleam.net/

●商品の価格は、特に記載のない限り消費税込みの価格です。改定される場合もありますので、ご了承ください。

（『オレンジページ』2023年2月17日号より）

監修／新見千晶　構成・文／佐々木紀子　撮影／向山裕信　スタイリング／近藤和貴子　モデル／前園さおり