基本の台湾カステラにレモンの香りをプラス!
ほんのりレモン味の生地に、甘酸っぱいアイシングが“きゅん”とするおいしさです。
ベーシックな台湾カステラはもちろんおいしいですが、グッと華やかさがアップするアレンジバージョンはパーティーシーンにもぴったりのスイーツです♪
『レモンの台湾カステラ』のレシピ
材料(約20.5×16×高さ3cmの耐熱のバット1個分)
卵黄……5個分(80~90g)
卵白……6個分(200~220g)
砂糖……120g
薄力粉……120g
プレーンヨーグルト……90g
サラダ油……1/2カップ(80g)
塩……小さじ1/4
レモン汁……大さじ4
粉砂糖……100g
レモン(国産)の皮のすりおろし……適宜
下ごしらえ
・卵白は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
・プレーンヨーグルトは常温にもどす。
・オーブン用シートを下記の図のように切り、線にそって折り目をつけ、太線部分に切り込みを入れてバットに敷く。
・アルミホイルを30×30cmに切り、3等分に折る。これを2枚用意する。
・湯せん用の湯を沸かす(80℃が目安)。
・オーブンを150℃に予熱する。
作り方
(1)
口径22cmのボールに卵白を入れ、ハンドミキサーの中速で30秒ほどほぐす。砂糖の1/2量を加え、高速で1分ほど泡立てる。
(2)
残りの砂糖を加えて高速で2~3分泡立て、しっかりとしたメレンゲを作る。泡立てた跡がくっきりと残り、角がピンと立つのが目安。
【POINT】ふわしゅわ食感の要。しっかり泡立てて!
(3)口径25cmのボールにサラダ油を入れる。薄力粉を加え、なめらかになるまで泡立て器でよく混ぜる。
【POINT】薄力粉はふるわなくてOK。材料を混ぜる順番を守ることが、なめらかな生地を作る秘訣。
(4)
プレーンヨーグルトを3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
(5)卵黄を1個分加え、ぐるぐる混ぜる。なじんだら残りの卵黄を2個分ずつ加え、そのつどよく混ぜ、均一になったら塩とともにレモン汁大さじ2を加えて混ぜる。
(6)(5)のボールにメレンゲ
※の1/4量を加え、なじむまでよく混ぜる。残りのメレンゲの1/2量を加え、泡をつぶさないよう、泡立て器を底から持ち上げるようにして10回ほど混ぜる。さらに残りのメレンゲを加え、同様に40回ほど、むらがなくなるまで混ぜる。
※メレンゲがゆるくなっていたら、再び泡立ててから加える。【POINT】ボールを泡立て器と反対方向に回しながら、一方向に混ぜるのがメレンゲをつぶさないコツ。
(7)オーブン用シートを敷いたバットに生地を流し入れ、ゴムべらで表面を平らにならす。バットを持ち上げ、5cmの高さから作業台に10回ほど落として気泡を抜く。
【POINT】生地に含まれた大きな気泡を抜くことで、きめが整う。
(8)
準備したアルミホイル2枚をバットの短い辺に合わせて折り、バットとシートの間に差し込む。
(9)オーブンの天板にふきんをのせ、バットを置く。天板の高さの八分目まで湯をはり、150℃のオーブンの下段で45~50分焼く。途中25~30分で様子をみて、焼き色がついていたらアルミホイルをシートの上にのせるようにしてかぶせる。
(10)バットごと取り出し、5cmほどの高さから作業台に3回ほど落とす。バットから取り出してケーキクーラーなどにのせてさまし、シートをはがす。
(11)
アイシングを作る。小さめの器に粉砂糖を入れ、残りのレモン汁を少しずつ加えてよく混ぜ、粉砂糖を溶かす。スプーンでカステラの表面にかけ、レモンの皮を散らして乾くまでおく。
(12)新しいシートで全体を包み、さらにラップで包んで冷蔵庫で3時間(できれば一晩)ほど冷やす。
【POINT】冷やすことで生地がなじみ、風味や食感がよりいっそうアップ!
保存期間
ラップでぴっちりと包み、保存袋に入れて冷蔵で約5日、冷凍で約2週間保存可能。
サラダ油を入れることで、生地のふくらみと軽やかさがぐんとアップ! 必ず分量どおりに入れてくださいね。オイルは、より香りの少ないグレープシードオイルや太白ごま油を使ってもOKです。
冷凍した場合は、常温で自然解凍すると、ふわしゅわ食感ももとどおり! 半解凍くらいの状態で食べるのもおすすめです。
(
『オレンジページ』2019年12月2日号より)
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