
2017.05.15
「うちの子、苦手な野菜が多くて…」と悩んでいるお母さん、ご安心を。お子さんが食べられないのには、ちゃんと理由があるんです。子どもの味覚は大人に比べてずっと繊細。おまけに咀嚼力も低いから、苦かったり皮が硬かったりする野菜は「食べにくい」と苦手に感じてしまうんです。だからそれらをうまくカバーし、おいしく食べられるように魔法をかけて、変身させてあげましょう!
まずは、苦手野菜といえばこれ。
ピーマンは「極薄輪切り炒め」に変身~!
ジャ―――ン!
ピーマンの繊維を断つように、ごく薄い輪切りにして炒めれば、くたっとして食べやすさがアップ。炒め油にごま油を、合わせる具にベーコンを使えば、それぞれの風味で苦みがしっかりカバーされます。
つづいて、意外と苦手な子が多いこの野菜。
トマトは「冷凍トマトのごろごろソース」に変身~!
ジャ―――ン!
トマトは凍らせると甘みが強くなるため、子どもが苦手な酸味が軽減。皮もするりとむけちゃいます。火の通りも早くなるので、口当たりなめらかに。ソースにすれば、見た目も気にならなくて食べやすさ◎です!
最後に、忘れちゃいけないこの野菜も。
しいたけは「グリルチーズ焼き」に変身~!
ジャ―――ン!
グリル焼きで水分を落とし、しいたけ特有のにおいを大幅カット!身も締まるから、ブヨッとした食感が苦手~と思っている子も食べやすくなります。おまけにチーズのこくで、いちだんとすすむ味に。
あとは、大人が「美味しい~!」と食べていると、子どももつられて食べてみようかなと思ってくれるので、ぜひ家族みんなで野菜をおいしく召し上がってください♪
★野菜が苦手なお子さんにおすすめの絵本「すごいぞ!やさいーズ」のアニメも配信中!
監修/高崎順子 料理再現/八木佳奈 撮影/広瀬貴子 文/編集部・上杉
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