環境問題、サステナブル、SDGs……さまざまな言葉が飛び交う昨今、地球にやさしい商品を選びたいと考えるかたも多いはず。
そんなかたに注目してもらいたいのが、国内産業や環境保全を意識した商品開発を行っているDAISOの新業態「
Standard Products」の商品です。
今回は、そのなかから特におすすめしたい
「間伐材」を利用したものを2つ紹介します。
森林伐採は悪いことじゃない?
保全活動から生まれる「間伐材」とは

間伐材とは、森林の保全のために間引いた木のこと。
森林というと「人間の活動のために伐採されてどんどん減少している」「守るべき存在」という印象がありますが、じつは日本の森林資源は増えつづけています。
なぜ木が増えているのか。
それは価格の安い輸入木材の流通で、国産の木がなかなか伐採されずに残っているからです。
伐採されずに残った木は、高齢化して元気がなくなったり、過密になって地表に日光が届くのを妨げたりします。森林の生長を促すためには、人の手で適切な量に調整する必要があり、余っている国産木材を積極的に活用することは、日本の林業やその地域の振興につながるのです。そこに注目したのが間伐材を活用した商品!
銘木の産地・高知県の樹木から作った天然成分100%「ヒノキピュアエッセンシャルオイル」

エッセンシャルオイルは、植物の香り成分を抽出したもの。
大量の材料から少ししかとれない高価なものですが、こちらは税込み550円と手軽に購入できます。
日本有数の銘木の産地である高知県の「四万十ヒノキ」が使われていて、香りへの期待がふくらみます! ヒノキのみのプレーンに加えて、ほかの植物の香りを配合した5種類のブレンド(ユーカリ、シトラスブレンド、オレンジ、ティートゥリー&ユーカリ、シダーウッドヴァージニア)も展開されているんですよ。

使い方は、アロマディフューザーやアロマストーンに1〜2滴たらすだけ。
専用の道具がないかたは、別売りのヒノキフレグランスボトルを購入するか、お湯を入れたマグカップやティッシュペーパーを使っても◎。

今回は純粋なヒノキの香りを楽しんでみたいので、筆者はプレーンを購入!
さっそくアロマを楽しんでいるディフューザーに1滴。
香りの蒸気に顔を近づけると、スーッと鼻に清涼感が抜けてつい深呼吸……。温かみのある香りで、まるで高級旅館のヒノキ風呂のようです。どこか懐かしさを感じるようなおだやかな香りなので、あまりアロマを使わないかたにも試してみてほしいです。
靴の悩みにおさらば! 「ヒノキとスギのシューズフレッシュ」

シューズフレッシュとは、一般的に防臭や防湿のために靴に差し込んで使うもの。木材には消臭や抗菌の作用があるといわれているので、靴のいや~なにおい対策になりそう! と期待して購入しました。
こちらは棒状のアイテムが2個セットで税込み330円。
不織布の袋の中に、薄く削ったヒノキとスギのチップが入っています。フワフワでつぶれてしまうかと思いきや、想像よりむっちりしていて、靴にもスッと入れやすいです。

寝る前に靴に入れ、翌朝確認してみると、ほんのり木の香りがうつっていました。
衣替えで靴箱にしまうときに入れると、次のシーズンに気持ちよくはくことができそう! お気に入りの靴で使いつづけてみたいと思います。
間伐材グッズを活用して木の香りを楽しもう

今回ご紹介したアイテム以外にも、Standard Productsには間伐材を利用した商品がたくさん!
木の香りやぬくもりが楽しめるだけでなく、環境にも配慮していると思うとなんだか気分がよくなりますよね。
この記事で、間伐材に興味がわいたというそこのあなた! 買い物の際にはぜひ注目してみてください。
●商品情報 ヒノキピュアエッセンシャルオイル 550円(税込み)ヒノキとスギのシューズフレッシュ 330円(税込み)間伐材の木製小物はこちら>>
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