先日、義母が送ってくれた鹿児島県のソウルフード(?)「マルイのチキンバー」を一気に12本食べ、義母にびっくりされた『オレンジページ』編集部・ガッキーです。最近、骨つきのから揚げにハマっています!

このチキンバーは170~180℃の油で揚げるように書いてありますが、
から揚げのレシピでよく見かけるのが「低めの中温で揚げ、仕上げに高温にして揚げる」という、二度揚げ方式。一度揚げて取り出してやすませ、再度高温で上げるレシピもありますね。そこで今回、
二度揚げは絶対に必要なのか? を研究してみることにしました。>>前回の研究結果
カリッを目指して編集部員がお試し!から揚げの粉は小麦粉/片栗粉なにが正解?【から揚げ偏愛編集者の研究2】
温度を変えて揚げてみた!
検証方法

5~6cm四方に切って下味をつけた鶏もも肉に、小麦粉+片栗粉をまぶしてスタンバイ。揚げ油を
①低めの中温(170℃)で1回、②高温(185~190℃)で1回、③最初は低めの中温、次に高温と二度揚げするものの3種類で揚げて、食べ比べてみました。
①低めの中温(170℃)で1回(揚げ時間5~6分)

【外】カリッと感はいまひとつ。時間をかけて揚げたわりに、表面はそこまで茶色く色づかず、見た目にもものたりない感じ。
【中】肉のジューシーさはしっかりある! 鶏もも肉のおいしさはキープされていて、満足感のある仕上がり。
②高温(185~190℃)で1回(揚げ時間3~4分)

【外】かなりガリガリのころもが完成。見た目は茶色く、おいしそうですが、しっかり堅いころもになりました……。口の中を切りそうです(涙)。
【中】表面がどんどん色づいてしまうので、揚げ時間を短くしましたが、肉のジューシーさがなくなり、少しパサッとした状態。肉汁はどこかへいきました……。
③最初は低めの中温、次に高温と二度揚げする
(揚げ時間170℃で3~4分、185~190℃で1分ほど)

【外】ほどよいカリッと感がGood! 柔らかすぎず、堅すぎない、これがおいしいころもだなぁと実感しました。
【中】170℃1回よりはジューシー感が減った感じですが、肉の柔らかさを保てる量の肉汁は残っているよう。
今回の気づき!
中温から揚げて、仕上げは高温に。二度揚げは、カリッとジューシーから揚げに必須です。ズボラなタイプなので、急いでいる日やさっと晩ごはんにしたい日は、高温で一気に揚げちゃうこともありましたが、それじゃあおいしいから揚げにはたどり着かないと思いました。ころもはカリッと、中のお肉はジューシーに、理想のから揚げには、二度揚げがマストだと感じました。
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「から揚げ偏愛編集者の研究」をすべて見る(
『オレンジページ』2023年1月2日号より)
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