
2019.03.12
いつも「痩せたい」と意識はしていても、なかなか続かないのがダイエット。
普通の生活をしていると、家族と食事内容を変えたり、ふだん作らないレシピに挑戦するのは難しいですよね。
「ダイエットを無理せず継続しようと思ったら、〈やせるみそ汁〉がおすすめです」
そう語るのは、日本料理店「分とく山」の総料理長、野﨑洋光さん。よく食べて健康的に痩せる食事法で、50代からの減量に成功した経験を持つ、「大人のためのダイエット」の達人です。
毎日食卓にのぼるみそ汁は、何と言っても作るのが簡単だし、どんな具材も使える懐の深さがあります。また、発酵食品のみそで大豆のたんぱく質が効率よくとれる点も、秀逸だとか。
そんな野﨑さんの提案する〈やせるみそ汁〉は、以下の3つの要素で構成されています。
(1)緑色の野菜
キャベツやかぶの葉、三つ葉、小松菜…など、緑色の野菜は、いずれもデトックス効果が高い食材。からだにたまった老廃物をすっきり排出★
(2)食物繊維豊富な低カロリー食材
海草、こんにゃく、きのこなどローカロリーな食材で、満腹感が長持ち!
(3)よくかむ&食べるのに時間がかかる食材
ごぼう、たけのこなどの「よくかむ」野菜で満腹中枢を早めに刺激。殻つきのあさりは食べるのに手間がかかり、早食い防止に。
これらの3つの要素を持つ食材を組み合わせた、野﨑さん考案の〈やせるみそ汁〉。数あるレシピの中から、とっても身近な「キャベツ=1の緑の野菜」「しめじ=2の低カロリー食材」「もやし=3のよくかむ食材」で作れる一杯を、ご紹介します♪
▼材料(作りやすい分量、2人分)
春キャベツの葉 2枚(約100g)
もやし 1/5袋(約40g)
しめじ 1/3パック(約30g)
煮干し 3尾
みそ 大さじ1強(約20g)
▼作り方
1.野菜と煮干しを準備
キャベツはしんを切り取って薄切りにし、葉は5cm四方に切る。しめじは石づきを切ってほぐす。もやしはできればひげ根を取る。煮干しは頭と内臓を取り除き、縦半分に裂く。
2.しめじともやしをゆでる
しめじを熱湯でさっとゆで、網じゃくしですくい、ざるに広げる。続けてもやしを入れ、煮立ってから10秒ゆで、ざるに上げる。
3.野菜を煮て、みそを溶く
鍋に水300mlと煮干し、キャベツ、しめじを入れて弱火にかける。煮立ってから2~3分煮て、キャベツが柔らかくなったらみそを溶き入れる。もやしを加えてさらに1分ほど煮て火を止める。
昔から「みそは医者いらず」といわれますが、野﨑さんの〈やせるみそ汁〉は、ダイエット効果も実感でき、さらに体にうれしい。いつもの食卓にプラス1杯。ぜひ始めてみてください!
料理/野﨑洋光 撮影/岡本真直 スタイリング/吉岡彰子 文/編集部・谷本
(『オレンジページCooking 2019春』より)
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