一年じゅうお手頃価格なうえ、下ゆで不要で栄養も豊富な小松菜。旬の冬になると、よりみずみずしさを増します。他の冬野菜の存在感に押されがちですが、実は隠れた実力派なんです。
今回ご紹介するのは、寒い時期にぴったりな体の温まるとろみ煮。最小限の加熱で、小松菜をシャキッ! と歯触りよく仕上げます。くたっとしたとろみ煮とはひと味違った、小松菜ならではのおいしさを味わってみてください。
『小松菜とそぼろの和風とろみ煮』のレシピ
材料(2人分)
小松菜……1わ(約200g)
鶏ひき肉(もも)……150g
しょうがのみじん切り……1かけ分
〈とろみあん〉
砂糖……大さじ1/2
片栗粉……大さじ1/2
しょうゆ……大さじ1
酒……大さじ1
水……1/2カップ
サラダ油
【これでさらにシャキッ! と】

調理する前に小松菜の根元を切り、水をはったボールに切り口をつけておくと、シャキッと感がアップ! 5~10分つけたら、様子をみて引き上げて。
作り方
(1)材料の下ごしらえをする小松菜は根元を切って葉と茎に切り分け、それぞれ長さを半分に切る。とろみあんの材料を混ぜる。
(2)ひき肉、小松菜を炒めて煮からめる

フライパンにサラダ油大さじ1/2としょうがを中火で熱する。香りが立ったらひき肉を加え、ほぐしながら炒める。肉の色が変わったら小松菜の茎を加えて炒め、油が回ったら葉を加えて、しんなりとするまで炒める。とろみあんをもう一度混ぜてから加え、混ぜながらとろみがつくまでさっと煮からめる。
ポイント小松菜をフライパンに入れたあとは、常に<手早く>を意識。炒めすぎてくったりさせないように注意して。「まだ早いかな?」くらいがちょうどいいです!
しょうがの香り×とろみあんは、寒い日にそそられますね♪ とろみのなめらかさで小松菜のシャキッ! がより引き立つ一品、ぜひお試しください。
(
『オレンジページ』2024年2月17日号より)
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