江戸の面影をとどめた静かに美しい城下町で郷土の味を
毛利36万石のおひざ元として栄えた、山口県・萩。その伝統は今もこの地に根づいています。
多彩な素材を生かす食文化、茶の湯や焼き物などの風雅な文化。
その流れをくむ郷土の味や愛らしい雑貨を見つけました。
アクセス
羽田空港から山口宇部空港まで約1時間40分。山口宇部空港より新山口駅までバスで約55分、新山口駅から萩市街へバスで約1時間30分。
白壁に江戸の面影をとどめる「菊屋家住宅」
萩藩御用達の豪商の屋敷は約400年前、江戸時代初期の豪壮な建築で、現存する町家では全国でも最古級。今も白壁が清らかに輝きます。重要文化財建造物や2つの日本庭園を始めとする邸内は一般公開されているので、ぜひ見学してみて。
0838-22-0005
山口県萩市大字呉服町一丁目1番地
9:00~17:00(変更あり)
12月31日は例年休み。臨時休館あり
入館料:大人650円 中・高生350円 小学生250円
http://kikuyake.com/
とれたて魚介が並ぶ、まさに<萩の台所>「萩しーまーと」
萩漁港と魚市場に直結した道の駅「萩しーまーと」。公設市場風の雰囲気の中、とれたて直送の旬の魚介が手ごろな値段で並んで賑わいます。
0838-24-4937
萩市椿東北前小畑4160-61
9:30~18:00
年中無休
魚を知り尽くしたお母さんたちが腕を振るう海ごはん「つばきの館」
日本海を望む浜で、萩越ケ浜漁協女性部が切り盛りする「つばきの館」。漁師の奥さんたちだもの、魚料理の腕前はとびっきり! 特に萩で昔から<ハレ>の魚とされる甘鯛が主役の「つばき定食」が人気。柔らかく煮つけた甘鯛は脂がのって、とろけるようになめらか。やさしい味つけで上品なうまみと甘みを楽しめます。
0838-26-6446
萩市椿東716-16
11:00~14:00(14:00ラストオーダー)
水曜・木曜定休
ポップにカラフルに気分が上がる布小物「岩川旗店」
明治時代から100年以上続く「岩川旗店」は今や萩で大漁旗を作る唯一の店。工房で染め上げた生地で作るオリジナル小物が店を鮮やかに彩ります。柄も大漁旗の定番・おめでたい鯛や市の花・椿、名物の夏みかんなど、ふるさと萩への愛情いっぱい!
TEL 0838-22-0273
萩市古萩町40
9:00~18:00(土・日曜、祝日10:00~17:00)
不定休
海に面し山に抱かれた自然豊かな城下町・萩。
その地の恵みを生かした美味に出会い、歴史が残した情緒をたどる旅にでかけてみませんか?