「親が高齢で、相続のことが気になる」という方も、「相続なんて関係ないし…」と思っている方も必見!
オレンジページで相続にまつわるアンケートを実施したところ、「基礎知識と手続き方法」「トラブルにならない遺産の分配方法」「親の遺産の把握方法」などへの関心が高いことがわかりました。
いま困っていなくても、”その時”は突然やってくる
一方で、半数ほどの人が相続について「過去も今も困っておらず、将来も困ることはなさそう」と回答しています。
※2023年11月オレンジページ調べ 対象:国内在住の男女(回答数1083人)しかし相続は、突然やってきます。人がいつ亡くなるかは、誰にもわからないからです。たとえ裕福でなくても、財産がマイナスだとしても、親や配偶者が亡くなったら必ず、相続の手続きをしなくてはなりません。
現場に長年立ち会った専門家によると、相続の準備を何もせず、問題が出てきてから慌てる人はとても多いのだそうです。例えば次のようなケースです。
●親の認知症がはじまり、遺産のありかが不明に●遺った財産は自宅と現金、うまく分けられず困った●急死したため遺言書がなく、取り分をめぐってもめた●遺産相続をしてみたら税金の額に驚いた●相続税の節税対策をしてもらえばよかったと後悔したこういった悩みやトラブルは、準備次第で防げることがあります。財産の内容をまとめておいてもらう、遺言書を書いてもらう、生前贈与をしてもらう…など。

手続きやお金の計算が苦手という方こそ、早めに対策しておくに越したことはありません。いざというとき慌てないために、できることから今すぐ準備を始めましょう。