日本各地のおいしいものを食べて旅行気分に浸る——そんな楽しいイベント「おいしいにっぽんフェス」が、去る1月12日(日)東京・恵比寿ガーデンプレイスにて、株式会社オレンジページ主催のもと行われました。会場のステージやブース、屋外のマルシェでは、各地域のこだわりの名産品が紹介され、来場のみなさんは試食したり試飲したり。熱気に包まれた1日の様子をレポートします。 4人の「おいしいにっぽん」のプロたちが登場したステージは、どの回も満員御礼! 盛りだくさんの試飲や試食、楽しいスイーツ体験を計150人が満喫しました。 シニアソムリエの長谷部賢さんが教えてくれたのは、いま話題の日本ワインの奥深さ。全国に約300あるワイナリーの中から、山梨、宮城、福島県の3本をピックアップし、色や香り、味わいなどテイスティングのポイントや食べ物とのマリアージュを紹介。3種類のカナッペと3種類のワインとの相性を楽しみました。「ワインと食べ物は色を合わせるのがコツ」など、プロのアドバイスも満載でした。 軽快なトークとともに披露されたワインを楽しむ豆知識の数々。「国産ワインと日本ワインの違いを初めて知りました」と知識欲も満たされ参加者も大満足! 宮城県産「仙台きなこ」をたっぷり使ったクリームコッペパン作り体験には、親子連れがいっぱい。料理家の下迫綾美さんの実演にあわせ、クリームを塗ったり、絞り出したり、きなこを振りかけたり、みんなでスイーツづくりに挑戦しました。「仙台きなこは色も味も濃く、タンパク質が豊富で栄養価が高いのも魅力。きなこクリームは常温保存もOKです」。素敵なおやつレシピを知ることができました。 「クリームはらせんを描くように」という手ほどき通り絞ると大成功! 「甘くて食べ応えがあって1個でも満足できますね」とお母さんもにっこり。 ぶどう栽培やワイン作りの背景を知りながら、品種やヴィンテージなどが異なる5種類の飲み比べを楽しんだ贅沢なステージ。講師はサッポロビール「安曇野池田ヴィンヤード」栽培責任者の石原大輔さん。東京ドーム2.7個分もの広大なぶどう園の話を聞きながら、テロワールを感じて飲むワインは一味違いました。「フランスワインの代表品種、シラーやピノ・ノワールなどの栽培にも成功! お楽しみに」。 「こうして飲み比べてみると味の違いがよくわかって面白い」「日本ワインを初めて飲みました。いい経験でした」と、参加者たちはワインの奥深さを体感! 八戸プラザホテルの須田総料理長が作ってくれたのは、八戸の魚介類をふんだんに味わえる「八戸ブイヤベース」。はじめに、タラ、赤魚、ホタテ、ムール貝のうま味たっぷりのスープに、地元の伝統食「せんべい汁」のせんべいが添えられて登場。意外な組み合わせに「おいしい」の声があがりました。続いてスープを使ったリゾットも! 一皿で2度おいしい八戸ブイヤベースを堪能しました。 黒にんにく入りせんべいが添えられた、見た目も斬新なブイヤベースに思わずパチリ。「おせんべいの風味を感じるブイヤベースがおいしかったです!」 協賛/東日本旅客鉄道(株) サッポロビール(株)