【おうち精米】ぬかのある生活はじめました【掃除・美容にも!】
いつものお米を食べていて、「味が落ちたな」と感じるようになった。
毎年同じ農家さんから玄米でお米を買っていて、子供の頃からずっと同じ農家の同じ品種を食べ続けているけど、
もう五年近く、炊き上がりの新米を食べた時の「うーーん、うまっ!」を経験をしていない気がする。
炊飯器は新しいものだし、年によって不作だったという訳でもなさそう。
もしかして、精米か…?
都会ではコイン精米機になかなか出会えず、半年に一度、実家が精米した米を30kgずつ送ってもらっている。
せっかく玄米で購入しても、精米から時間が経てばお米はどんどん酸化していく。
「ついに我が家もこのステージに…」と勝手に厳粛な気持ちになりながら、ついに家庭用精米機を買うことに!
家庭用精米機には、かくはん式・対流式・圧力式とあり、我が家はコンパクトで手軽いかくはん式をチョイス。
かくはん式は磨く際にお米が割れやすいのがデメリットだと知り、割れにくい構造にこだわっていて、かつ栄養価の高い胚芽を残すモードが選べる、山本電気の「ShinBisen」を購入。

白米モードで5合かくはんすると、約3分と結構短時間で磨いてくれる。

ただ、結構音は煩くてテレビの音量が20では何も聞こえない!てくらいには騒がしい。
でも、磨きたてのお米はピカピカ!

心なしかコイン精米機で大量に磨くときよりも米がふっくらしていて無駄に削りすぎていない感じがする。
炊き上がったものを食べてみると、ぬか臭さが少なく水分の吸収力もいいので毎回瑞々しい…!万歳!
ぬかは一度の精米で結構な量が手に入るので、活用しないともったいない。

ある程度溜まったら自家製ぬか床に挑戦したい。少量のうちは出汁パックや木綿の布で縛ってぬか袋をいくつか作ることにした。

掃除用としてコップの茶渋を取ったり、シンクをささっと磨いたり。
茶渋が溜まって全体的にくすんだまま放置されていた可哀想なコップ…
ぬか様のおかげでピカピカに!
濡らしたぬか袋から出る乳白色の液で洗顔すれば、手軽にぬか美容も。

ぬか生活にこなれている上級者は、ぬか入りクッキーなるものに挑戦するらしい。いつか作ってみたい…美味しいのかな…。
まずは我が家のぬか床を作るべく、せっせと米を磨いて美味しいお米をもりもり食べている。