シミやシワがあってもきれいに見える、年齢にあったメイクやスキンケアを知りたい。でも、お金や時間はなるべく抑えたい……。そんなおとな世代に! コスパ&タイパアイテムを使って、効率よくきれいを磨く方法をご紹介します。
40代こそ「ミュート系アイメイク」がおすすめ【プチプラで叶う簡単トレンドメイク】

今回は《コスパ美容》で きれいに!
Q.アイシャドウの塗り方、何年も同じままで古くさいかも⁉今っぽくおしゃれに見せるにはどうしたらいい?
A.色で主張しすぎない「ミュート系アイメイク」がおすすめ。流行のカラーが気軽に試せるプチプラを賢く使って!

こう選べばコスパ! ~アイテム選びのコツ~
- ベージュやブラウン系で統一されたアイシャドウパレット
- パレット内の色の濃淡の差があまりなく、締め色が濃すぎないもの
- マスカラは目もとの印象を引き締める黒のボリュームタイプを
今のトレンドは、「色で主張しない」という意味のミュート系アイメイク。ベージュやブラウンの同系色を使い、さりげない濃淡で目もとに立体感をつけるのがポイントです。ただし、肌がくすみやすく、まぶたもたるみがちなおとな世代がすると、眠たげな印象になることも。仕上げにボリュームタイプの黒マスカラをしっかり塗って、目もとを引き締めるのが大切。また、トレンドを取り入れるのが得意なプチプラコスメを使うだけでも、メイクが今っぽくなりますよ。
recommend item

【モデル使用色】自然な陰影をつくる温かみのあるベージュカラー。濃いカラーは洗練されたマットな質感、淡いカラーはなめらかなツヤを演出するパールを配合。
エテュセ アイエディション(カラーパレット) N19 フェイバリットベージュ1540 円/エテュセ

洒落感のあるゴールド、オレンジ、ブラウンの3色パレット。質感の異なるパールやグリッターがまぶたに透明感と立体感を与え、印象的な目もとに。
ヴィセ キラー アイ トリオBR-21430円(編集部調べ)/コーセー
自然だけど今っぽい! ミュート系アイメイクの作り方

1
濃いカラーを上まぶたの二重幅に塗る
アイシャドウ用チップに濃いカラー(A)をとり、上まぶたの二重幅に塗る。まず目頭からまぶたの中心へ塗り、次に目じりからまぶたの中心へ塗る(写真右下)と、均等に塗ることができる。アイシャドウ用チップは付属のものや100円ショップなどのものでOK。

2
淡いカラーを上まぶた全体に塗りAをぼかす
淡いカラー(B)を薬指にとり、上まぶたの中心から左右にワイパーのように動かしながら、眉下あたりまで全体になじませる。淡色を後に使うことで、先に塗った濃い色を自然にぼかすことができる。塗りすぎを防ぐため、アイシャドウはとりなおさない。

3
下まぶたのきわの中央に濃いカラーを塗る
1で使ったチップの先端にAをとり、下まぶたの中央、黒目の幅よりやや長めに塗る(目じりと目頭には塗らない)。視線が黒目に集まり、目力を強く見せる効果がある。小指の先にBをとり、目頭の先端にポンと置くようにして色をのせる(写真右下)。アイシャドウに含まれるパールに光が集まり、目もとが明るく見える。

4
黒のボリュームマスカラを上下のまつげに塗る
ビューラーでまつげを上げておく。マスカラブラシを容器の口でしごいて、余分なマスカラを落とし、上まつげの根元からしっかり塗る。厚紙をまぶたのきわに沿うように置くと、マスカラが肌につくのを防ぐことができ、まつげ一本一本に根元からちゅうちょなく塗れる。下まつげも同様に塗る。
一重・奥二重の人におすすめのアイテム

日本人の眼球サイズやまぶたの厚みに合わせた形状で、まぶたに埋もれがちな一重・奥二重のまつげもしっかりキャッチして持ち上げる。
アイプチ ひとえ・奥ぶたえ用カーラー
1650円/イミュ TEL 012-0371367

ブラシの先端部がまぶたに隠れたまつげの根元にグッと入り込み、まつげ一本一本をしっかりキャッチ。独自技術でカールも色もロングキープ。
アイプチ ひとえ・奥ぶたえ用マスカラ(リッチブラック)1320円/イミュ TEL 0120-371367

教えてくれたのは……yumiさん
ヘア&メイクアップアーティスト。年齢を重ねた肌や顔立ちをその人らしく美しく見せるテクニックが人気。「あさイチ」(NHK)などテレビ出演や美容系WEBメディアでの連載多数。双子の男児の母として、手間をかけずにきれいに仕上げるメイクテクを日々、研究している。
トップス11990円(イェッカ ヴェッカ)/イェッカ ヴェッカ 吉祥寺店
TEL 0422-72-7006
ピアス1760円(アネモネ)、シェルリング4950円(ミミサンジュウサン)/
サンポークリエイト TEL082-248-6226
●商品の価格は、特に記載のない限り消費税込みの価格です。改定される場合もありますので、ご了承ください。


監修・ヘア&メイク/yumi(Three PEACE) 撮影/天日恵美子 スタイリング/伊藤あかり モデル/樋場早紀 取材・文/池田 泉 イラスト/Ricco.