
2015.02.10
お得食材といえば、もやし! でも、炒めると水が出やすくて味が決まりにくかったり、シャキッとした食感をうまく残せなかったり、悩みも多い食材です。
以前、「絶対ベチャッとしない! 絶品「もやしの塩炒め」の作り方」という記事でも、もやしの上手な炒め方を取り上げましたが、さらにバージョンアップした「絶対シャキッと!」仕上がるもやしの炒め方をご紹介します。
『オレンジページ2015年2/17号』によると、もやし炒めを上手に仕上げるには、水分キープと加熱時間にそのカギがあるとか。さっそく順をおって解説します!
【ポイント1】もやしを「50℃の湯」に浸す!
最初は「水分キープ」の手順。耐熱のボールに50℃の湯をはり、もやしを入れてざっと混ぜ、全体を浸します。1分ほどおいてざるに上げ、水けをしっかりときりましょう。50℃はもやしが水分を吸収しやすい温度。この手順を踏むことで、もやしがたっぷりと水を吸って、シャキッと張りのある状態になります。50℃の湯は、熱湯:水道水=1:1が目安。水道水の温度は季節によって差がありますが、50℃前後になればOKです。
【ポイント2】オイルでもやしの表面をガード!
ポリ袋にもやしを入れてサラダ油を加え、袋をシャカシャカ振るようにしてもやしを動かし、油を全体にまぶします。もやし1袋(約200g)にサラダ油は小さじ1が適量。オイルでもやしの表面をコーティングすることで、加熱したときに熱が早く伝わり、水分が逃げるのを防ぎます。
【ポイント3 】1分以上の炒めは厳禁!
炒め時間は強火で約1分、が鉄則。フライパンの中でちょうどいい堅さまで炒めるのは「炒めすぎ」です。余熱でもどんどん火が通るので、少し生っぽいくらいで取り出しましょう!
これら3つのポイントを押さえれば、ご飯がすすむ「もやし炒め」が速攻でおいしく仕上がります。ぜひ試してみてくださいね!
料理/市瀬悦子 撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリング/深川あさり
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