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ベトナム旅で絶対外せない!現地で今大人気の【バインミー】を食べ比べ/グルメ旅

2025.03.07

本場のバインミーはシンプルで飾らないおいしさ。

Xin chào!(ベトナム語でこんにちは) ベトナムの古都・フエに滞在中のマサ先生です。暮らして分かったベトナム事情を、毎回テーマを変えて紹介していきます! これからベトナムに旅行したいな、いつか行ってみたいなと考えている方のお役に立てばうれしいです。

日本でも大人気のバインミー(bánh mì)=ベトナム風サンドイッチは、ベトナム旅行をするなら絶対食べたいグルメの一つ。私はこのサンドイッチが大好きで、日本にいるときもよく専門店で買っては食べていました。
ベトナムに来てからというもの、朝ごはんやランチでたくさんのバインミーを食べてきましたが、現地ならではの特徴やちょっと変わった食べ方も発見! ベトナムの国民食であるバインミーの魅力を今回はお伝えします。


バインミーって?

日本ですっかりおなじみになったバインミーですが、念のためここでおさらい。フランス統治時代に生まれたサンドイッチで、柔らかいフランス風のパンにパテやハム、野菜などをはさんだファストフードです。

食べたことがある方は分かると思いますが、バインミーに使われるパンはふかふかで、中は気泡が多め。なますや生野菜など、ちょっと水けが多い具材となじんでおいしくなります。昔は小麦粉が高価だったため、少ない粉でも作れるようベーキングパウダーを入れるなどして、独特の食感が生まれたそう。


専門店もありますが、屋台や路上でもよく売られていて、朝ごはんやおやつタイムの定番。値段も安ければ10,000ドン(約60円)、観光地価格でも30,000ドンほど(約180円)とリーズナブル。日々当たり前のように食べる、日本で言うとおにぎりのような存在かな~といつも感じています。

定番は豚のパテ、焼いた豚肉、ベトナム式ハムなどの肉類(豚が多い)に、なます等の野菜や香草を合わせ、チリソースや魚醤ベースのたれをかけたもの。シンプルながら、ベトナムらしい味が詰まった組み合わせですね。

中の具ももちろんですが、個人的にバインミーはパンが自分の好みかどうかが大事な気がします。店ごとにけっこう差があって面白い。例えば全体的にふんわり、外はカリっ×中はふわもち、カリカリを通り越してザクザク、などなど。形も少しとんがっていたり、丸みがあったり。私が好きなのは、口当たりは柔らかいけど、かむと引きがあるタイプ。

ベトナムに来て、ちょっと変わったバインミーを見つけたのでご紹介します。
まずは細長い形が特徴のバインミー・クエ(bánh mì que)。これはハイフォンという北部の港町発祥のメニューで、現地ではおやつ感覚で食べられている一品です。ハイフォンだけでなく、色々な地域で売っています。旅行中ってなるべく色々なものを食べたいので、こういう軽めの食事があるといいですよね。


これは鉄板バインミーと呼ばれる、パンは別添えで具はあつあつの鉄板で提供されるバージョン。ステーキや肉だんご、ハムなど具は様々ですが、目玉焼きがのっているものが多い気がします。
洋食のように、パンをソースにつけていただくのが正しい食べ方。と分かっていても、途中からやっぱりサンドイッチにしたくなっちゃうんですけど。洋風に見えますが、やっぱりベトナム風の味つけです。


これはソースというか、もうスープ。バインミーシュウマイというメニューで、ベトナム中部の高原地方・ダラットの名物料理です。名前はシュウマイですが、皮で包まれてはおらず、肉だんごのスープ煮。これが本当においしくて、ダラットへ旅行した際は2日連続で朝ごはんに食べました。

有名店で安定感のあるおいしさを楽しむもよし。ローカル店にチャレンジ、地元の味わいに出会うもよし。ベトナム旅行の際は、ぜひお気に入りのバインミーを見つけてくださいね。今回も読んでくださり、Xin cảm ơn!=ありがとうございます♪





文・写真/マサ先生

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