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【「いつも」も「もしも」も手助けに!】非常食は「家族の好物」がいい。

2022.09.01

みなさんはどんな基準で非常食を選んでいますか?
ライフオーガナイザーで防災士の香村薫さんの基準は「家族が好きな味」!
そうすれば、日々の食事に取り入れやすく、使う→備蓄する→使う……というローリングストックが自然にできるのだそう。

今回はミニマムな防災として、香村さんの非常食のストック術をご紹介します。

教えてくれたのは……
香村 薫さん

家事研究家・ライフオーガナイザー・防災士。夫と子ども3人の5人暮らし。トヨタグループ出身の経験をもとにした効率的な家事や片付け術、ミニマムに暮らす様子が人気。


●レトルト類


カレーやパスタソース、スープなど。いわゆるレトルト食品のおかずをまとめています。「箱入りのものは中身を出してすぐ取り出せるように。ケースに立てておけば、残量もすぐにわかります」。

香村家では、週に一度は非常食を消費する「レトルトデー」に!
ローリングストックが自然にできて、家事が楽になるうえ、子どもたちが調理のしかたや非常食の扱いを覚えるきっかけにもなります。
長期保存できる非常用ではなく、一般的なレトルト食品でもOKとのこと。


●お菓子などの嗜好品


家族それぞれが好きなお菓子や飲み物なども忘れずに。「いざというときはストレスがかかるので、甘いものは助けになります」。


●ご飯や麺類


パックごはんやパスタなどの主食類。「即席麺など味つきものも用意しておくと、それだけで満足できるのでおすすめです」。


ほかに香村さんは、
・飲料水
・簡易トイレ
・缶詰類と浄水フィルター
を用意し、ふたつきボックスに入れてすっきり収納。
量は4日分を目安に、「災害時は1週間分の食料があると安心です。最初の3日間は冷蔵。冷凍庫内のもの、残りの4日間は非常食と考えて」と。


必要と分かっていても面倒に感じがちな「もしも」の備え。
「いつもの家事を楽にする備えにすればいいんです」という頼もしい一言とともに教えてもらったこのストック術なら、気軽にチャレンジできそうです♪

『オレンジページ』2022年9月2日号より)

監修/香村 薫 撮影/林ひろし 文/晴山香織 編集部・渥美

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