子育てお悩み相談室

2023.11.20

【子育てお悩み相談室】MEGUMIさん「4歳の壁。〈やだやだ〉には声を荒らげず、冷静に話を聞いてみて」

タレント・女優として活躍する一方、ドラマ「くすぶり女とすん止め女」(テレビ東京ほか)で企画・プロデュースを手がけるMEGUMIさん。本作には、主人公・ほのかの頼れる相談相手〈ちーママ〉役としても出演。中学3年生の男の子のママでもあるMEGUMIさんに、「こどもオレンジページ」に寄せられた子育てに関するお悩みにアドバイスをいただきました!

MEGUMIさんが回答!「お悩み1」はこちら

お悩み2

娘の「4 歳の壁」に悩んでいます。本人の思いどおりにいかないと、かんしゃくを起こして暴れたり、何を言っても「やだ!」「やだ!」の一点張り。保育園ではいい子にしているようなので、たぶん家族に甘えているのだと思うのですが、どのように対処したらいいのか、ほとほと困っています。


「うんうん、そうだね」と
子どもの話を聞いて落ち着かせて

たしかに、この子は保育園では我慢して、家で家族に甘えてるんでしょうね。そうやって自分を出せる場所があるのはとってもいいこと。だから「今、自分を出せてるんだな」って思いながら、「うんうん、そうだね」って落ち着いたテンションで話を聞いてあげてください。

そこで親が「なんでいやなの!」とか声を荒らげちゃうと、子どももさらに興奮して、「やだやだ」に拍車がかかって止まらなくなってしまいそう。子どもが拍子抜けするくらい冷静に対応するといい気がします。

どうしてもダメなときは、「じゃあしょうがないね。落ち着いたら声をかけてね」って放っておくのがいちばん。そうすると子どもも「これ以上言っても無駄だな」ってあきらめがつくと思いますし、そうやって自己完結させることって大事。すべてに親がつきあって振り回される必要もないと思います。

MEGUMI(めぐみ)さん

1981年、岡山県生まれ。2020年、映画「台風家族」「ひとよ」で第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。2023年4月、初の美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)を発売。ドラマの企画・プロデュースや飲食店の経営も手がけるなど、活躍の場を広げている。中学3年生男子の母でもある。

PickUp

「くすぶり女とすん止め女」

テレビ東京ほか/毎週火曜、深夜24時30分~放送

MEGUMIさん企画・プロデュースの女性応援ドラマ。ふちいく子さんの人気エッセー『くすぶり女のシンデレラストーリー』が原案。夫のモラハラに25年間耐えてきた専業主婦・郁子(西田尚美さん)と、恋愛も仕事も万年2番手な25歳の会社員・ほのか(香音さん)が、ぶつかり合いながらも手を取り合い、生きづらい現代社会にあらがっていく物語。MEGUMIさんは、ほのかが行きつけのスナックの〈ちーママ〉役として出演している。「私が登場するのは、ドラマの箸休め的なシーン(笑)。せりふは基本アドリブで大変だったんですけど、ほのかの相談相手として、お悩みのお答えがきちんとできていたらいいなぁと思っています」(MEGUMIさん)。

●第7話のあらすじ〈11月21日(火)放送〉
郁子(西田さん)の夫・武(勝村政信さん)のパワハラと不倫の事実が書かれたメールが差出人不明で社内全員にメールで届く。取引先にまで送られたそのメールに愕然とする郁子だが、上司の八田(渋谷謙人さん)は微笑みながら声をかけてくる。一方ほのか(香音さん)は、偶然出会った八田の元婚約者・綾乃(大久保桜子さん)から八田の衝撃的事実を聞き、急いで郁子に電話をかけた。事実を知った郁子は言葉を失う。

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取材・文/山本真沙美

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