お悩み1
3 歳の息子がいるのですが、内弁慶で人見知り。顔は知っているけれど、あまり話したことがない人に対して、親が促さないとあいさつすることができません。自発的にあいさつができるようになってほしいのですが。親が笑顔で楽しそうに
あいさつする姿を見せて
あんまり「あいさつしなさい!」って言うと、苦手意識が生まれたり、トラウマになったりしそうですよね。むしろ、お母さんが笑顔で楽しそうに「こんにちは~」ってあいさつする姿を見せるほうがいいと思います。そうすることで、子どもも自然とあいさつできるようになるんじゃないかな。うちの子どもにもそういう時期がありました。恥ずかしそうにするから「あいさつしなさい」って注意してたんですけど、今となってはそこまで言わなくてもよかったのかなって。もちろん、あいさつの習慣をつけさせるのは大事。小学生になってもあいさつができないのはダメだけど、ただ、今回のお子さんはまだ3歳ですからね。
3歳ってそのままの気質が爆発してる時期で、取り繕えないと思うんです。この時期にあんまり「ダメダメ」って抑えつけちゃうと、その子の個性や可能性を摘んでしまうかもしれない。私は、自分らしく生きている人がいちばんいいと思っているので、命にかかわるようなこと以外はのびのびさせてあげてもいいんじゃないかなって思います。
MEGUMI(めぐみ)さん
1981年、岡山県生まれ。2020年、映画「台風家族」「ひとよ」で第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。2023年4月、初の美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)を発売。ドラマの企画・プロデュースや飲食店の経営も手がけるなど、活躍の場を広げている。中学3年生男子の母でもある。PickUp
「くすぶり女とすん止め女」
テレビ東京ほか/毎週火曜、深夜24時30分~放送MEGUMIさん企画・プロデュースの女性応援ドラマ。ふちいく子さんの人気エッセー『くすぶり女のシンデレラストーリー』が原案。夫のモラハラに25年間耐えてきた専業主婦・郁子(西田尚美さん)と、恋愛も仕事も万年2番手な25歳の会社員・ほのか(香音さん)が、ぶつかり合いながらも手を取り合い、生きづらい現代社会にあらがっていく物語。MEGUMIさんは、ほのかが行きつけのスナックの〈ちーママ〉役として出演している。「私が登場するのは、ドラマの箸休め的なシーン(笑)。せりふは基本アドリブで大変だったんですけど、ほのかの相談相手として、お悩みのお答えがきちんとできていたらいいなぁと思っています」(MEGUMIさん)。
郁子(西田さん)の所属する営業二部が、夫・武(勝村政信さん)率いる営業一部を抜いて表彰される。しかし郁子は、武に上司の八田(渋谷謙人さん)の家に泊まっていることがバレて以来、罵倒のLINEが送られつづけ気が気ではない。一方、武は差出人不明の誹謗中傷メールや部下たちの冷ややかな目に怒鳴り散らす。だが、そんな様子を誰かが撮影していて……。