こどもといっしょに遊ぶのは楽しいけれど、一日じゅうだと大変……(ネタも尽きてしまうし)。それなら「こどもといっしょに料理」してみませんか?
こどもがいっぱいお手伝いできるメニューを選んだら、作るのも、食べるのも、どちらも楽しめて一石二鳥です。
「包まない餃子」を作ってみよう!
餃子でテンションの上がらないこどもはいない、と言ったら言い過ぎ? いえいえ、餃子は全こどもの大好きメニュー(私調べ)。味はもちろん、たねを練ったり、皮で包んだり、餃子を作るプロセスにも、こどもが楽しめる要素がいっぱいです。
でも、「ひだを寄せるのがむずかしくて、包むのにてこずって……」ですって?
それなら、皮で「はさむ」だけでOKの「包まない餃子」はいかが?
え、包まないってどういうこと!?と思った方、下に注目!
『包まない円盤餃子』の作り方
たねの作り方は、フツーの餃子と同じ。こどもと一緒に手で練って、練って♪
でき上がったたねは、バットに移して等分しておくと、次の作業がラクチンです。
「包まない餃子」の画像一覧はこちら
もやしとチーズの円盤餃子
材料(12個分)
餃子の皮……24枚
〈たね〉
豚ひき肉……200g
もやし……150g
ピザ用チーズ……80g
ごま油……大さじ1
塩……小さじ1/2
サラダ油 ごま油 酢 しょうゆ
下準備
もやしはさっと洗って水けをきり、手でつかむようにして10回ほど握り、細かく折る。
1 たねを練る
ボールにもやし、チーズ以外のたねの材料を入れ、指先を使ってよく練り混ぜる。
粘りが出たら、ラップをかけて15分ほど冷蔵庫で冷やす。もやし、チーズを加え、手でざっくりと混ぜる。たねをバットに移して平らにし、12等分する。
そして!たねを皮にのせて……。
包まないんです!〈はさむ〉んです!
2 皮にたねをのせてはさむ
餃子の皮1枚に、たねを1つ分のせたら、皮の縁に指で水をぐるりとつけて、餃子の皮をもう1枚重ねる。縁を親指と人差し指の先ではさんでぎゅっと押さえ、空気を抜きながら、縁全体をぴったりと閉じる。
3 蒸し焼きにする
フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、餃子の1/2量を並べ入れて、焼き色がつくまで3分ほど焼く。裏返して同様に2分ほど焼き、水1/4カップを回し入れてふたをし、水分がほとんどなくなるまで2~3分蒸し焼きにする。
ごま油小さじ1 1/2を全体に回しかけて1分ほど焼き、こんがりと焼き色がついたら器に盛って、残りも同様に焼く。小さめの器に酢、しょうゆ各適宜を入れて添える。
これで、はさむだけでOKのまあるい〈円盤餃子〉の完成!
これなら、
こども「(途中までうまくできたのに)ひだを寄せられなくて崩壊(涙)」とか、
大人「(こどもが見ていないところで)こっそりひだを寄せて包みなおし……」とか、
そんなあるあるとはさよなら(喜♪)
最初から最後まで楽しくおいしく作れちゃいますよ! ぜひお試しあれ。
(『楽しく食べれば、生きるチカラが身につく! こどもオレンジページ』より)
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