
2017.03.14
風情ある名所や名店ぞろいの京都。飲みものも和、それも抹茶のイメージが強い京都ですが、じつはコーヒーの消費量1位の座を、毎年のように神戸と争っているって、ご存じですか? そう、京都は、喫茶店文化が息づくコーヒーの街なのです。
京都で好まれるコーヒーは、どっしりとした深いり。そして、そのコーヒーのおともに欠かせない喫茶店メニューが「卵サンド」です。関西で卵サンドといえば卵焼きですが、なかでも京都の喫茶店の卵サンドは、出し巻き、オムレツ風と多彩なのが魅力。そこで、パンチのあるコーヒーと相性抜群な卵サンドが楽しめるお店を紹介します。
「喫茶マドラグ」コロナの玉子サンドイッチ
075-744-0067 京都市中京区押小路通西洞院東入ル北側
このボリューム!!! 卵4個と、同量のだしと牛乳を加えてじっくりじっくり火を通すことで生まれるふんわり感!
「ノット カフェ」出し巻きサンド
075-496-5123 京都市上京区今小路通七本松西入ル東今小路町758-1
このかわいらしい見た目にまずやられます。口いっぱいにだしが広がる、まるで茶碗蒸しのような卵焼きが斬新。
「ソングバードコーヒー」たまごのサンドイッチ
075-252-2781 京都市中京区竹屋町通堀川東入ル西竹屋町529
半熟に仕上げた、とろとろあつあつの卵焼きをトーストでサンド。見た目以上のボリュームで、満足感がすごい!
「やまもと喫茶」焼きたまごサンド
075-531-0109 京都市東山区白川通東大路西入ル石橋町307-2
プリンッとした食感に焼き上げた卵焼きにからしマヨがきいた、端正な三角形がポイント。
散策の合い間のひと休みはもちろんですが、京都旅行の新しい目的として、コーヒーと玉子サンドで至福のひとときを過ごしてみませんか?
撮影/福森クニヒコ、文/編集部・安齋
(『オレンジページ』2017年3月17日号より)
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