
2016.05.10
インドカレー店に行くと必ず食べたくなるのが、カリカリ!モッチモチのナンですよね♪
でもこのナン「じつはインドの家庭ではあまりポピュラーではないんです!」
と教えてくれたのはインド・ニューデリー出身で、神奈川の「インド家庭料理ラニ」のオーナーシェフハリオムさん。
インドの一流ホテルに在職中には、首相や大統領なども料理も担当されたすごい経歴の持ち主なんですよ!!
このハリオムさん、「ほかにもあるよ!」とばかりに、
日本人の知られざる「インドパン事情」を語りつづけます。
ナンの形って、これが本場なんだろうと不思議にも思わなかったのですが、この形もじつはインドでは見かけないそうなんです!衝撃の事実!
日本に来てはじめてこの形を見て驚くインドの人も多々いるとか。タモリ倶楽部でもそんな話ありましたね。でもやっぱり私は、こうビヨーンとして焼いてもらいたい。
じゃあじゃあ、インドの家庭では何がよく食べられているのかというと、
こちら!!チャパティ~~~!
全粒粉と水、塩、油をこねこねして丸めてのばしてフライパンでガッ!と焼いたもの。チャパティはあっさりしているので、こってり系のカレーに合いそうです。
このチャパティ、日本でお米を炊けない人がいないように、インドではうまく焼けないとお嫁にいけないなんて言われることもあるんですって。
こんな風に、チャパティを焼いてる途中でぷっくり膨らむのはプロ級の証拠らしい。。。
他にも、ナンの生地にチーズを包んだチーズクルチャや、チャパティの生地を揚げたプーリなんてのもあって、インドのパン……まだまだ奥が深そうです。
料理/ハリ・オム(インド家庭料理ラニ)、撮影/福尾美雪、文/編集部・小林
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