
2016.03.24
東京では開花宣言もあり、満開の桜はもうすぐそこ。待ちに待った暖かい春に心浮かれます。お花見はもちろん、卒業や入学などのイベントもあり、人が集まる機会が多くなるのもこの時期ならでは。
「料理は一品持ち寄り」と言われたとき、あなたなら何を作りますか?
意外とカンタンに作れて、見栄えがして、おいしい料理……、おすすめはズバリ「生春巻き」です!
中の具材が透けて見えるライスペーパーの特徴をいかして〈美模様〉を作れば、思わず「おおっ!」と歓声の上がる美し~い仕上がりに。
〈美模様〉とは、これのこと↓おおっ! 整然と並べられた具の、なんと美しいこと!
〈美模様〉生春巻きを作るコツは、次の3つ。
【1】ライスペーパーをもどすときは、水にさっとくぐらすだけ。
少し堅めくらいでOK。ここで水に浸しすぎると、やわやわになって巻きづらくなってしまいます。
【2】〈美模様〉になる「飾り」と、中身の「具」を分けてのせる。ライスペーパーに具をのせるとき、一箇所にまとめてのせていませんか?
じつは、〈美模様〉になる「飾り」は、「具」の奥に置くのがポイント!
ライスペーパーの重なりが少なくなって、透け方が断然違ってきます! さらに、ライスペーパーどうしがくっついて堅くならないので、歯ごたえが柔らかくなり、一石二鳥です。
【3】空気を抜くように、しっかり押さえて巻く。
ゆるっと巻いてしまうと、切り分けたときにくずれる原因にも。最初にギュッと押さえて一巻きして、そのままぴっちりと最後まで巻きましょう。
「飾り」の具を変えれば、いろいろな〈美模様〉が作れます。
食べるのが惜しくなっちゃうくらいの美しい生春巻きを作って、みんなの視線を独り占めしてくださいね。
料理/高山かづえ 撮影/田村昌裕 文/編集部・清水
(『オレンジページ』2016年4月2日号より)
記事検索