
2021.09.05
支払い手段について
2021年7月から8月の間に、支払いの際に利用したものを複数回答で聞きました。
第1位:現金・・・92%
第2位:クレジットカード・・・76%
第3位:電子マネー(iD、楽天Edy、WAON、nanaco、QUICPay、Apple Payなど)・・・56%
やはりまだまだ現金の利用がトップ。
メインで使うのはやっぱり現金という人のほか、キャッシュレス払いができない時のために、現金も持ち歩いているというかたも。
キャッシュレス決済での支払い機会増
1年前と比較して、現金/キャッシュレスでの支払いの機会の変化について聞いたところ、〈キャッシュレス決済が増えた〉と回答した人が52%との結果に。〈現金が増えた〉派は3%なので、その差はかなり大きいですね。
キャッシュレス決済の困りごと、心配ごと
残高がわからない・足りない、アプリが立ち上がらない、スマホが電池切れなどのコメントが多く集まりました。
キャッシュレス決済の利用が増えたという人が多い一方、お悩みや不安の声も。
・バーコード画面がなかなか開かなくて焦ることがある。まだ現金払いのみのお店もあり結局は現金も持ち歩かないといけない。(50代女性)
・アプリの起動が遅いのでレジが混んでる時は恐縮してしまう。決済とは別に店舗のポイント用アプリも立ち上げなくてはいけず、ポイントをあきらめる時もあります。(50代女性)
・店によって利用できるキャッシュレス支払いの方法が異なるので、残高管理が一括でできないため不便。(30代女性)
・あとから明細を見て、何の買い物だったかわからなくなることがあるのが困る。(30代女性)
・クレジットカードや携帯を落とした場合に悪用される危険性を感じながら利用している。(50代男性)
・現金と違って直接目に見えない残金不足が不安。情報流出の不安。災害時や停電時は現金が一番有利。(40代女性)
衛生面を気にしてキャッシュレスが広まった印象が強かったのですが、オレンジページメンバーズの声からは、ポイント付与やスピーディーに使えることなど、自分へのメリット感が重要ということが見えてきました。
今後は、誰でも利用できるユーザビリティの向上、ポイントの充実により、キャッシュレス決済の利用者が増えていくかもしれません。
ただその一方で、安全面への不安を感じる人も多いようなので、より高い安全性も求められます。
そういえば総務省の「マイナポイント」の事業期間が2021年9月から、12月末までに期間が延長したこをご存じですか?
マイナポイント付与のためのマイナンバーカード申請は21年4月末で締め切っていますが、すでに申請済みの人は、キャッシュレス決済サービスを登録し、12月末までにチャージ・買い物をすると、ポイントを受け取れるそうです。申請だけで忘れていた、という方は早めにチェックして!
総務省マイナポイント事業についてはコチラ
オレンジページでは、みなさんの声を参考に、テーマやイベントなどを企画しています。
あなたの暮らしの実感やご意見が、新商品開発や『オレンジページ』の誌面づくりに反映されます! ぜひ、オレンジページメンバーズ にご登録ください。
※オレンジページ調べ(2021年8月10日~23日)
対象:国内在住の男女(回答数3002)
記事検索