
2015.10.13
一袋数十円というお得素材のもやしは、どんな食材とも相性がよい人気の常備野菜。スーパーで目にすると「とりあえず」と、つい買いこんでしまいますが、使い切れないこともしばしば。もやしって足がはやいんですよね。今回はそんなときに思い出して欲しい、もやし1袋をいっきに使い切る簡単おかずをご紹介します。この「もやしとしめじのナムル」は、ごまの香ばしさと一味唐辛子の辛みで箸が止まらなくなることうけあい! 火を通すとかさが減るので、2人分なら1袋を1回で食べ切れますよ。
材料2人分
もやし 1袋(250g)
しめじ 1/2パック(50g)
塩 少々
酢 大さじ1
A
しょうゆ 小さじ1
塩 小さじ1/5
一味唐辛子、白いりごま 各少々
ごま油 大さじ1
作り方
【1】もやしは時間があればひげ根を取り、水で洗ってざるに上げる。しめじは石づきを切り、1本ずつほぐす。
【2】鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩、酢、もやしを入れてざっと混ぜる。煮立ったら1分ほどゆでて網じゃくしなどですくい、ざるに上げる。続けてしめじを入れて3~4分ゆで、ざるに上げてさまし、水けを絞る。
【3】ボールにもやし、しめじ、ごま油を入れて混ぜ、Aを加えてあえる。
もやしは、ビタミンC、カリウムを多く含みますが、これらの栄養素はどちらも水に溶ける性質があります。だから、ゆでるときは短時間にするのがコツ。また、脂質の代謝を促すビタミンB2も含まれているので、ダイエット食材としても注目なんだとか。
『シニアの手間をかけない健康ごはん』(オレンジページ刊)では、もやしのほか、大根、れんこん、白菜、なす、ブロッコリー、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、モロヘイヤといったおなじみの野菜をおいしく使い切るレシピをたっぷりとご紹介しています。ほか、食欲不振、便秘、骨の強化、血圧が高め……などが気になるときに作りたいいたわりの「食」や、「かみにくくなってきたら」「のみ込みにくくなってきたら」などのアドバイスも。誰にとってもいつかはやってくる老い。今は自分でなくても、親や祖父母の食事について、知っていると役に立つ情報が満載の一冊となっていますので、ぜひ一度手にとって見てみてください!
(編集部・平尾)
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