
2020.08.16
最新号の特集担当が、おのれの舌をしびれさせたレシピをガチで推す! その偏愛っぷりと共にぜひお試しを。
立秋を過ぎたものの、せみも夜中までジージーミンミン頑張ってるし、まだまだ暑い! でもなぜか暑い日にこそ食べたくなるのが辛いもの。食欲が落ちてしまった人でも、ビリッと辛い花椒をきかせた豚肉のがっつり炒めに、ご飯がすすむはず! レシピ考案はTV「男子ごはん」でおなじみの栗原心平さん。みずみずしいのに味がしっかりしみる大根の裏ワザもご紹介します。
ただ大根を下ゆでするだけでなく、しっかり水けをとばすのがポイント。下ゆですると中心はジューシーに、外側の水けをとばして味をしみやすくしています。ゆでるの暑いけど……おいしさは、少しの手間と我慢の先にあり。
しょうゆ、みりん、砂糖の基本の甘辛味に、オイスターソースと花椒が加わるだけで、急に中華風! ビリッとしびれるさわかやな辛みに暑さもふっとびます。これは間違いなく白米に合う。
▼材料(2人分)
豚バラ薄切り肉(焼き肉用) 200g
〈下味〉
┏塩小さじ1/3
┗粗びき黒こしょう適宜
大根 1/5本(約200g)
赤唐辛子 1本
〈しびれだれ〉
┏しょうゆ 大さじ1と1/2
┣みりん大さじ1
┣白すりごま、
┣オイスターソース各小さじ2
┗砂糖、花椒粉(なければ粉山椒) 各小さじ1
▼作り方
(1)材料の下ごしらえをする
大根は皮をむき、縦に放射状に12等分に切る。唐辛子はへたと種を取る。豚肉は下味の材料をまぶす。しびれだれの材料を混ぜる。
(2)大根を下ゆでする
鍋に大根を入れ、かぶるくらいの水を加える。強火にかけて沸騰させ、弱火にして大根が柔らかくなるまで8分ほどゆでる。ざるにあけて鍋に戻し、再び強火にかけてしっかりと水けをとばす。
(3)フライパンで炒める
フライパンを強火で温め、豚肉を広げ入れて両面を焼く。色が変わったら、大根、唐辛子を加えて炒め、油が回ったら、しびれだれを加えてさっと炒め合わせる。
(1人分476kcal 塩分3.8g)
大根は冬の野菜というイメージが強いですが、ピリ辛のジューシーな豚バラ大根だったら、夏にも食べたくなる味わい。なすやピーマン、いんげんに替えてもおいしいので、ぜひいろんな野菜で楽しんでくださいねー。
料理/栗原心平 撮影/寺澤太郎 文/編集部・小林
記事検索