
2015.09.08
2Lペットボトルを買った帰り道、山盛り資料の詰まった通勤カバン、
ああ、今日も荷物が重い……。
そんなとき、荷物を持ったその手首を、くるっと返してみましょう!
すると、あれ、さっきよりラクに持てる!?
(ポイントは親指を体の内側に回し、肩甲骨が開くように手首を返すこと!)
これは、「古武術」をもとにした、荷物のラク持ち術。
古武術とはその昔、侍たちが取り組んでいたさまざまな武術の総称。
日本人の体に合った動きで、筋力に頼らず体に負担をかけない合理的な動き方を引き出せます。
さて、冒頭でご紹介したテクニック、なぜ手首を返すだけで重たい荷物がラクに持てるようになるのでしょう。
「古武術介護」を提案する理学療法士、岡田慎一郎さんに実験を交えながら解説してもらいました。
このように、手首を返すと、肩甲骨が開き、背中に適度な張りが生まれます。
すると、腕だけでなく、背中の筋肉をつかって荷物を持てるため、
疲れにくくなるのです。
『オレンジページ9/17号』では、そのほかにも段ボール箱や米袋、リュックなどさまざまなもののラクな持ち方を、古武術式にレクチャーしています。
ぜひチェックして、毎日の「重た~い!」を解決しましょう!
(編集部・清)
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