
2015.05.26
「おからってからだにいい!」と叫ばれるようになって(大げさ)久しいので、みなさんもなんとなくはおわかりでしょうか。おからの魅力。ここではいま一度、ヘルシー面での特徴とともに、おからのおいしいスイーツ使いをご紹介します!
なんといっても食物繊維が豊富なおから。その量は100gあたり11.5gと、野菜を350g食べたときに摂取できる値(=12g)とほぼ同じなのだとか! 〈卯の花〉的なしみじみおかずももちろんいいのですが、おからはスイーツにもぴったり。薄力粉の量を抑えられて糖質がカットできるうえ、口当たりもしっとりとするので、おいしさ面でも言うことなしの素材なのです!
『オレンジページ6/2号』では、そんなおからを使ったスイーツを、桑原奈津子さんに教えてもらいました。今回はその中から、とっても気軽にできるブラウニーを紹介します。 編集部の試作でも、「見た目よりも軽い味わいで新鮮!」と、部員たちにかなり人気だったんですよ~♪
くるみとレーズンのおからブラウニー
材料
(24×20×高さ3.5㎝の耐熱のバット1個分)
おから……150g
薄力粉……50g
ココアパウダー……40g
卵(Mサイズ)……2個
きび砂糖(または砂糖)……80g
菜種油(またはサラダ油)……60ml
くるみ……30g
レーズン……50g
ラム酒……大さじ1
塩……ひとつまみ
下準備
・耐熱の器にレーズンを入れ、ラム酒をふりかける。ふんわりとラップをかけて、電子レンジで1分ほど加熱し、さます。
・くるみはオーブン用シートを敷いた天板にのせ、160℃に予熱したオーブンで5分ほど焼く(続けてオーブンは170℃に予熱する)。粗熱が取れたら手で粗く割る。
・薄力粉とココアパウダーを混ぜ、万能こし器でふるう。
・30×24㎝に切ったオーブン用シートを用意する。四隅に斜めに5㎝ほどの切り込みを入れ、バットに敷き込む。
1
粉類以外の材料を順に混ぜる
ボールに卵を溶きほぐし、きび砂糖、塩を加えて、泡立て器で混ぜる。おからを加え、初めはつぶすようにしながら、全体がなじむまでよく混ぜる。さらに菜種油、くるみと、レーズンをラム酒ごと順に加え、混ぜる。
2
粉類を加えて混ぜ、バットに入れて焼く
ふるった粉類を一度に加えてゴムべらに持ち替え、粉っぽさがなくなるまで切るように混ぜる※。バットに入れて表面を平らにならし、170℃のオーブンで20分ほど焼く。竹串を刺して生地がついてこなければ、網にのせてさます。 (1/10量で180kcal)
※写真ほどしっとりした生地にならない場合は、牛乳大さじ1を少しずつ混ぜ、調整する。
誌面では、ブラウニーのほか、人気のおからマフィンやドーナツのレシピを掲載。さらにおからの水分と飛ばしてから作る、サクサククッキーやグラノーラバーも紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
(編集部・大橋)
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