
2017.10.09
のっけからあれですが、じつは人間は大きく分けて9タイプに分類されます。
タイプ1 完璧主義者(細部にいたるまで妥協せず、きっちりやり遂げる)
タイプ2 達成者(上昇志向が強く、目標に向かってがんばれる人)
タイプ3 献身家(面倒見がよく、人のために行動するのが好き)
タイプ4 芸術家(自分の感性をとても大切にするロマンチスト)
タイプ5 堅実家(温厚で、安全確実にものごとを進めるしっかり者)
タイプ6 研究者(自分の好きな分野に没頭する能力はピカイチ)
タイプ7 統率者(他人をひっぱっていくリーダー気質の持ち主)
タイプ8 楽天家(明るく、好奇心が旺盛で困難にめげにくい)
タイプ9 調停者(平和と調和を重視し、おっとりとマイペース)
これは『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』の著者坪田信貴(坪田塾塾長)さんが、心理学のさまざまな理論をもとに分類したもの。
坪田先生によると、生徒のタイプを知ることでその生徒に合った学習法がわかるのですが、これは人づきあいにも応用できるそう。なぜなら、人間関係をスムーズにする極意は、自分の対人パターンに気づくこと。そのためには自分の性格のタイプを知ることがポイントです。タイプがわかれば、苦手な相手とのつきあいもラクになるからです。
タイプ診断ですが、友人から「ハロウィーンパレードに皆でチームを作って参加しない?」と提案されたとき、あなたならどう答えますか?
上のイラストのなかでいちばん答えが近かったり、親近感を覚えたタイプがあなたのタイプです(イベントなどを自分からよく提案する人は献身家タイプ)。
このようにタイプごとの特徴を知ると、自分が陥りがちな人づきあいのマイナス面を押さえ、さらに相手に合わせた接し方をすれば対人関係がスムーズになります。「こちらが合わせなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、人は自分に心地いい対応をしてくれる相手に好意を感じ、好意を返そうとするもの。これは心理学で「好意の返報性」といい、関係をよくするコツ。
人に合わせることで自分の人間性の幅も広がりますよ♪
監修/坪田信貴、イラスト/ジュン・オソン、文/編集部・遊佐
(『オレンジページ』2017年10月17日号より)
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