ついに到来!実りの秋!
みなさま、こんにちは。
現在、9月23日の午後4時11分、いつまでも続いたしつこい暑さも
ついに覚悟を決めたのか、今日は朝から涼しい風が吹き、
エアコンも付ける事なく室内も快適な温度。
そんな中、今日は朝からやること満載と引き籠り、あくせく働いておりますが、
今月二度目の三連休も本日が最終日、明日からまたお仕事の日々が始まりますが、
稼働日はわずか4日・・・
と思ったら、すでに気持ちは来週末へ、来週末はなにをしようかな。
と、早々に気持ちは来週末にトリップしておりますが、
世の米不足も今年の新米の収穫と共に解消されてきたようで、
我が実家にて米作りを始め、今年で三年目の兄がお世話した稲も
この猛暑の中でも無事実り、8月の終わりには第一弾を収穫。
そのお米が9月頭には届きましたが、この異例の暑さにより
今年はあまり美味しくないのかも・・・と思いきや、いやいや、
そんなことは全くなく、今年のコシヒカリもなんたる美味しさ!
届いた新米は、真剣に土鍋で炊き、つやぴかでもちもちな新米はそれだけでご馳走ですが、
お供は家族との審議の結果、さつまいも入りの豚汁と塩サバ。
ああ、日本人に生まれて良かった、そして秋最高、と、
あまりの幸せにむせび泣きつつ頂きましたが、
西日本の米どころ、仁多にほど近い我が実家で採れたコシヒカリ、
「仁多米」と言ったら偽装になるので、「ほぼ仁多米」と呼ぶことに。
うむ、間違っていなくはない。
ところで、冒頭で兄が米作りを始めて今年で三年目と書きましたが、
我が実家は代々の農家、私が知る限り主に母が作物を植え、育て、収穫をし、
平日は働きに出ている父や一番上の兄が週末に農作業を行っていたのですが、
父は定年する年に亡くなり、兄は三年前の夏、その年のお米の収穫を
待たずして農作業中の事故で突然の死去。
母は数年前から膝を悪くして農作業が出来なくなっていたので、
田畑をどうするか家族で審議した結果、島根の都市部に住んでいた
二番目の兄が実家に戻り、こじんまりとでも農作業を続ける事に。
農家育ちとは言え、農作業初心者の兄、
近所の方々に教えを請いながらの農作業ですが、三年目ともなれば
多少慣れてきたようで、三年目の今年のお米も美味しく出来、
都市部でSEだかプログラマーの仕事をして、
一生、農作業などすると思っていなかった(いや、思っていたかもしれませんが)
兄が農作業をするようになるなんて、人生何が起こるかわかりません。
それにしても、最近の稲刈りは稲刈り機で一気に刈り取り、
一気に稲から米を収穫、
母が現役の頃は、刈り取った稲を束ねて
竹を組んで作った「はで」に干し、何日か天日干しをした稲から
お米を収穫したものですが、台風で「はで」が倒れたり、
そりゃあもう大変なお仕事。
が、「はで」に登った兄や近所のお手伝いさんに稲を投げて渡す
母の姿はとてもかっこよくて、働き者の母が誇らしく、
いつか私も母のように投げられるかしら?と思ったもんでした。
(投げられませんでしたが)
なんて、歳を取るにつれ昔話ばかりするようになっちゃっていやんなっちゃいますが、
5月のゴールデンウィークに植えたさつまいもも無事実ったそうで、
さつまいももそのうち実家から届くはず。
あー、美味しいものだらけの秋!
「秋愛してる」なんてうちわを作って振りたいくらい大好きですが、
ちなみに今回のブログの写真は、実家に住む兄、実家近くに住む姉に
提供してもらい、父も母もいなくなった現在、
きょうだいのありがたみをひしひしと感じております。