普通のニラに比べて柔らかく、匂いも少ないので生で食べやすいのが黄韮です。
生で食べても甘いのがびっくり。
傷みやすいので購入したらすぐに調理するのがいいようです。
炒め物に入れると食感が増すので中華料理でも人気の食材とのこと。
ほんのりと甘味があるのが気に入り、こちらもシンプルにお浸しに。
生食でも美味しかったので、次に巡り会えたらサラダもいいなーと
思い返しています。
③ニンニクの芽+つぼみ
ニンニクが成長した茎の部分が“ニンニクの芽”として販売されていますが
さらに成長させてできるのがつぼみ。“花蕾”と言われる部分です。
つぼみ部分の食感はブロッコリーに似ていますが、香りはニンニク。
牛肉とごま油で炒めて塩こしょうのシンプルな味付けで頂きました。
つぼみの部分は火が通りづらく少し硬かったので、
先につぼみだけ炒め蒸ししてから他具材と合わせてもよかったなーと、、、
つぼみの天ぷらも美味しいようなので次回出会った時は試してみようと思います。
④ルバーブ
最近では珍しくはない?ですが、
数年前に代々木上原のカタネベーカリーで真っ赤な“ジャム”を見て衝撃を受けた記憶があります。
甘くて美味しい。でもルバーブってなに?と、
本物を見たことがなかったのですが、ついに国産のルバーブに出会いました。
実は大正時代から長野県で生産され始めていて、
10年ほど前から生産が増えているようです。
なんと生食でサラダもOKとのことで1本はサラダに。
シュウ酸が多いので皮を剥いて食べるといいとのことでした。
酸味が特徴で、野いちごのような青臭さもある感じ。
生ハムと、セロリと合わせるとなんだかデパ地下にありそうなオシャレな感じになりました。
残りは定番のジャムにして、私の料理教室でも参加者さんにお出ししましたが、
「美味しくて見た目が可愛い!」と大好評でした。
蜂蜜を加えるとより飲みやすいドリンクになりました。
⑤マクワウリ
元祖メロンと言われているほど、昔から栽培されているもので、
かつてウリといえばマクワウリのことを指していたとのこと。
甘いメロンの普及で栽培量が減っていましたが、伝統野菜として保存活動がされているようです。
冬瓜のような見た目ですが、完熟するとメロンの香り。
甘いメロンよりは甘さが控えめなのでスッキリ食べやすいです。
すりおろした梨とゼリーにしてみたり、そのまま食べたり。
甘さ控えめなのでサラダにもピッタリでした。
まだまだ紹介したい野菜もあるのですが
かなり長くなってしまうので今回はこちらで、、、
普通のスーパーではなかなか出会えない野菜たち。
慣れてない野菜を買うのは勇気もいりますが
新鮮な気持ちでキッチンに立てるからいいなと思います。
食材について調べる中で、歴史を知ったり
その地域の特性を知れたり。
学ぶ楽しさがあるのも嬉しいところ。
旅行したり、コンサートに行く…という非日常感もいいですが、
普段使わない野菜を買ってみるというのも非日常感を気軽に楽しめるので
なにか違うことしたいなという日にぜひ試してみてくださいね!
料理家・フードコーディネーター。レシピメディアで1200品開発後、パン屋、オーガニックスーパーの商品開発などを経て独立。
Instagramでは野菜をたっぷり使ったシンプルレシピを投稿中。
キッチンに立つ時間が好きで一日中食べ物のことを考えています。
https://www.instagram.com/rico_____food/