ふっくらカレーパンに、みんな大好き皮つきフライドポテト、色鮮やかな夏野菜サラダ! どれもおいしそうですね。じつはこれらすべてに、ヒガシマル醤油の〈うどんスープ〉が使われているんです。
作り方はとても簡単! 先日開催した、ヒガシマル醤油×オレンジページ「親子で学んで、作って、食べて! ヒガシマル醤油の〈うどんスープ〉の謎を解き明かそう」というイベントで、子ども料理研究家・武田昌美さんに教えてもらったメニューです。参加してくださった親子みんなで作って食べたら大好評! その様子をご紹介します。
パンからもカレーフィリングからもだしが香る! 「和風焼きカレーパン」

パン生地にもカレーフィリングにも〈うどんスープ〉を使った「和風焼きカレーパン」。通常は揚げて作るカレーパンですが、今回は「焼き」とついているとおり、オーブンで焼きました。カリッと香ばしく仕上がる理由は、事前にフライパンで炒っておいた「きつね色のパン粉」をまぶしているから。
かぶりつけば、ザクザクッとした食感で、中からはあつあつのカレーフィリングがとろり♡ ふわっとだしの香りも広がって、ついつい笑みがこぼれる一品です。
では、実際に作ってみましょう!

フライパンで炒めたカレーフィリングを……

めん棒でのばしたパン生地に……

のせて、包んで、くるり!

溶き卵を塗り、きつね色のパン粉をまぶして、オーブンで焼き色がつくまで焼きます。

会場からは「思ったより簡単にできた!」「パン生地をのばすのが楽しかった!」「表面はカリカリ、中はふっくら&とろ〜りでおいしかった!」と大満足の声が上がっていました。
味つけは〈うどんスープ〉だけ! 「オーブンで作るシャカシャカポテト」

子どもも大人も大好きなフライドポテト。こちらも今回は揚げずにオーブンで仕上げます。使う油が少なくヘルシーで、お子さんといっしょに作っても油はねの心配がなく、うれしいですね。
味つけはもちろん〈うどんスープ〉で! 粉末タイプなので、ポテトとなじませるのも簡単です。これひとつで味がバッチリ決まり、昆布のうま味、かつお節のこくが口の中いっぱいに広がりますよ。

袋の中に、カットしたじゃがいも、米油、〈うどんスープ〉を加えて……

袋をフリフリ、レッツ ダンシング♪

オーブン用シートを敷いた天板にじゃがいもを並べてオーブンへ! じゃがいもが重ならないように並べるのがポイントです。

「フリフリするのが楽しかった!」「塩だけで食べるポテトより、いろいろな味がしておいしい!」と、食べる手が止まらない子どもたち。これはおうちのレギュラーメニューに決定かも!?
さっぱりしているのにうま味がしっかり! 「夏野菜とクリームチーズのチョップドサラダ&うどんスープドレッシング」

色鮮やかでみずみずしい夏野菜のサラダ。今回は、トマトときゅうりに加え、角切りにしたクリームチーズを使います。
そして、ドレッシングはもちろん〈うどんスープ〉! 「粉末なのにドレッシングが作れる?」と思うかもしれませんが、米酢と米油を混ぜ合わせれば液状ドレッシングに早変わり。これなら使いたいときに使いたい分だけ、簡単に手作りできますね。

ボールに、〈うどんスープ〉と米酢、米油を加えて……

泡立て器でシャカシャカ混ぜるだけ! 器に盛りつけた野菜にかけたら完成です。

「夏にぴったり! さっぱりしていておいしかった」「混ぜるだけでこんなにおいしいドレッシングが作れるなんて!」と、こちらのメニューも大好評。今回はトマトときゅうりを使いましたが、もちろん他の野菜でもOK。野菜が苦手なお子さんも、これならパクパク食べてくれそうです。
「ヒガシマル醤油の〈うどんスープ〉」には不思議がいっぱい⁉︎ みんなで謎を解き明かそう!

いつもの料理に使うことで、もっとおいしく、もっと簡単に作れることがわかった「ヒガシマル醤油の〈うどんスープ〉」ですが、
「なんで湿気に負けず、乾燥したまま保存できるの?」
「そもそも〈うどんスープ〉の正体ってなに?」
「水に溶かすと何か残る……これはなに?」
という疑問もいっぱい。イベントではこれらの謎を、探偵(じつはヒガシマル醤油の社員さん!)といっしょに解き明かしました。
【謎①】なぜ、〈うどんスープ〉は湿気に負けないの?

袋を開けると、サラサラの粉末で出てくる〈うどんスープ〉。湿度の高い夏でもサラサラのまま保存できるのには、「パッケージ」に秘密がありました。
「ヒガシマル醤油の〈うどんスープ〉」のパッケージは水も空気も通さない袋に入っているおかげで、サラサラな状態をキープできるんですね。
しかも、乾燥状態で保存できるからこそ
・賞味期間が長くなって、食品ロスが減らせる
・小さく&軽くなるので、商品を運ぶときに必要な燃料が少なくすみ、省エネにつながる
など、メリットもたくさん。便利でおいしいだけでなく、環境にもやさしい行動につながるなんて、いいことずくめ!
【謎②】〈うどんスープ〉の正体とは?

「スープ」というからには、本来液体であるはず……。でも「ヒガシマル醤油の〈うどんスープ〉」は、先ほど紹介したようにサラサラの粉末です。「もともと液体だったものを乾燥させているの?」と思いきや、じつはNO!
そもそも、「ヒガシマル醤油の〈うどんスープ〉」の原料は、粉末しょうゆ、塩、砂糖に、細かく粉砕した昆布、かつお節など。これらを合わせて粉末にしています。実際に粉末を虫メガネで見ると、それぞれの細かい粒が見えますよ。液体になる前の素材がそのまま入っているから、水を注ぐだけでいつでもフレッシュな〈うどんスープ〉が楽しめるんですね。
【謎③】〈うどんスープ〉に隠された〇〇

では実際に、粉末の〈うどんスープ〉を水に溶かしてみましょう。すると、なにやら黒いつぶつぶや緑色のものが……?
これが3つ目の謎、〈うどんスープ〉に隠された食材たちです。黒いつぶつぶの正体は、謎②で解き明かした「昆布」や「かつお節」。じゃあ、緑色なのは……そう、「青ねぎ」ですね! だしの材料だけでなく、乾燥ねぎなどの食材もいっしょに加えることで、味に深みを出しているんです。
また、水に溶かしても完全な液体にならず、昆布やかつお節、乾燥ねぎなどの素材が残るのは、各原料を別々に乾燥させて混ぜている証拠。これこそ〈うどんスープ〉のおいしさの秘密なんですよ。

いかがでしたか? 「ヒガシマル醤油の〈うどんスープ〉」にはいろいろな料理が簡単&おいしく作れるだけでなく、さまざまな工夫やこだわりが詰まっていることがわかりました。
今回、お子さんといっしょにイベントに参加してくれた親御さんからも、
「一生懸命パンをこねてのばしたり、カレーパンの具を炒めたり、息子のがんばる姿に感動した」
「うどん以外の使い道を知らなかったので、レシピを知ることができるよい機会だった」
「日々、ついつい忙しさから子どもと料理することを後回しにしてしまいますが、これを機にいっしょにやろうと思いました」
など、喜びの声がぞくぞく! 親子の夏休みの体験として、楽しい時間となったようでした。

ちなみに、「ヒガシマル醤油」は兵庫県たつの市にある会社で、400年以上の歴史を持ち、〈うどんスープ〉が生まれたのは約60年前! 〈うどんスープ〉以外にも、しょうゆをベースとしたたくさんの商品を販売しています。ぜひみなさんもスーパーなどに行った際は、「ヒガシマル醤油」の商品を探してみてくださいね!
協力/ヒガシマル醤油株式会社

◇武田昌美さん
子ども料理研究家・食育専門家。フランスで料理の修業をしていた父の影響を受け、幼少期より料理を学ぶ。料理を通じて子どもの才能を開花させ、挑戦する勇気・失敗への前向きな姿勢を養うことを目的とする料理教室「リトルシェフクッキング」を経営。2歳から12歳まで、延べ5000人以上の子どもに料理の楽しさを教えている。